第 803 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和6年5月12日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
803-01 京目指し流れる疏水燕子花 泥亀 2 こひつじ・ゐてふ
803-02 夏立つやタオルからりと陽の香り ゐてふ 2 こひつじ・らくだ
803-03 未来見る背丈がほしい茎立菜 未貴 4 越冬こあら・順之介・亜紀・泥亀
803-04 妙案が浮かびまた寝る黄金週 -
803-05 お後もう寝るだけ夏のお月さん 越冬こあら 2 ゐてふ・未貴
803-06 バービーの背筋すつくと清和かな ヤチ代 2 越冬こあら・亜紀
803-07 句が出来ぬまゝに迎ふる夏の朝 -
803-08 腕を組み片手は杖や南吹く -
803-09 緑蔭の風にやすらふ車椅子 亜紀 4 越冬こあら・未貴・らくだ・泥亀
803-10 遠足の列の乱れる俄雨 -
803-11 五月雨やチェックリストにペケペケペケ 越冬こあら 1 ヤチ代
803-12 去年より花の増えたるあやめかな らくだ 1 未貴
803-13 夏めくや今日のおやつは三百円 越冬こあら 1 ヤチ代
803-14 蒂ばかり立派になりぬ庭苺 ゐてふ 2 順之介・らくだ
803-15 三年後めだかは生きているだらうか こひつじ 4 順之介・ゐてふ・らくだ・泥亀
803-16 伊豆山を下る石段夏みかん 順之介 1 未貴
803-17 五月来るバイトに被るキャップかな ヤチ代 1 越冬こあら
803-18 緑さすポットの茶葉の沈みゆく -
803-19 芍薬の開けばたわむ重さかな らくだ 3 ヤチ代・こひつじ・亜紀
803-20 走り湯といふ源泉や大南風 順之介 4 こひつじ・ゐてふ・未貴・らくだ
803-21 夏シャツの男子濃い味の生姜焼き こひつじ 1 順之介
803-22 初鰹ひざに姉妹を抱く父に こひつじ 1 亜紀
803-23 新緑のさらに輝く雨上がり らくだ 1 泥亀
803-24 低山の青葉若葉やみはるかす -
803-25 小さき手にひとつがちょうど桜貝 未貴 4 ヤチ代・こひつじ・ゐてふ・亜紀
803-26 パンを焼く匂い流れる薄暑かな 泥亀 3 ヤチ代・越冬こあら・順之介
803-27 雨上がる八戸の匂いや梨の花 未貴 1 泥亀
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