第 819 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和6年12月22日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
819-01 冬の坂そろそろ杖の厄介に 越冬こあら 1 未貴
819-02 ブランチの卓の燦々冬至粥 -
819-03 枯葉踏む歳月軽き音のして 未貴 4 こひつじ・越冬こあら・順之介・亜紀
819-04 冬蜂を休ませ給ふ地蔵尊 順之介 3 こひつじ・越冬こあら・亜紀
819-05 編みかけを引き解かれし毛糸かな 順之介 1 こひつじ
819-06 くじ引きのポインセチアは小さき鉢 ヤチ代 1 越冬こあら
819-07 搭乗券のぺらぺら冬の雲どよん こひつじ 1 亜紀
819-08 この木の葉バス通りより吹かれけり -
819-09 冬至南瓜箸置は箸労わりて 越冬こあら 1 亜紀
819-10 寝違ひの首へマフラー優しかり 亜紀 3 ヤチ代・順之介・未貴
819-11 消しゴムでさらに汚れて冬ざるる 未貴 3 こひつじ・ヤチ代・順之介
819-12 出戻りの再婚話石蕗の花 ヤチ代 3 こひつじ・越冬こあら・亜紀
819-13 輪島塗夫婦箸買ふ年用意 こひつじ 1 未貴
819-14 ほろ酔ひや茎から齧る花椰菜 順之介 3 越冬こあら・ヤチ代・未貴
819-15 寒暁や窓の数だけ水仕事 越冬こあら 2 ヤチ代・未貴
819-16 雪の夜や層を崩せるミルフィーユ -
819-17 咳き込んでやっと寝た子を起こしけり こひつじ 1 順之介
819-18 短日や返却本を飛ばし読み 未貴 2 ヤチ代・順之介
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