第 821 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和7年1月19日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
821-01 繭籠るごとく毛布をありったけ -
821-02 白き息吐きつつ祖父の藁仕事 クリトン 2 亜紀・未貴
821-03 ぼんやりとしもやけの耳さはりをり -
821-04 串物に辛子たっぷり雪もよい 未貴 4 らくだ・亜紀・越冬こあら・順之介
821-05 悴むやギター担いて高円寺 越冬こあら 3 らくだ・こひつじ・順之介
821-06 三つ目のエコバックから大根にゅ -
821-07 寒暁や二人暮らしの燃えるごみ 越冬こあら 3 ヤチ代・こひつじ・未貴
821-08 冬青空真つ正面の富士の山 亜紀 2 らくだ・未貴
821-09 水仙やこの町に住み半世紀 未貴 1 こひつじ
821-10 私有地に名前を付けた雪だるま ヤチ代 3 らくだ・クリトン・越冬こあら
821-11 煮凝をそろそろ溶かす舌の熱 こひつじ 1 クリトン
821-12 消化せぬ年次休暇や冬の月 らくだ 3 ヤチ代・亜紀・順之介
821-13 被災地を向き四十六分に礼 -
821-14 脇息と碁盤の並ぶ冬座敷 ヤチ代 3 亜紀・未貴・順之介
821-15 甘ければいいな蜜柑のへそを押す -
821-16 寒に入るごみひとつなき通学路 亜紀 3 ヤチ代・クリトン・越冬こあら
821-17 初日の出廃校校舎の屋根の上 -
821-18 先行きが頭の隅に日向ぼこ -
821-19 頑なに蕾のままの冬薔薇 こひつじ 1 クリトン
821-20 冬深し小児科にある木のパズル ヤチ代 2 越冬こあら・順之介
821-21 見返りのうしろ姿や冬牡丹 -
821-22 一畳を六歩数へて初稽古 順之介 7 ヤチ代・らくだ・こひつじ・亜紀・クリトン・未貴・越冬こあら
821-23 山眠るまた買ひ貯める備蓄品 亜紀 2 ヤチ代・こひつじ
821-24 竹馬を作る大人に子等首を -
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