第 822 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和7年2月2日
兼題:「豆撒」、「海苔」、「歩」 ※「歩」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
822-01 海苔粗朶を遠景にしてアクアライン 未貴 1 順之介
822-02 春寒や歩きスマホに当たる駅 -
822-03 即席ラーメン海苔とスライスチーズのせ -
822-04 歩を打たれ参った参った春座敷 クリトン 1 順之介
822-05 子も混じり海苔干す声の響きをり -
822-06 晩節の一歩一歩や春の雪 順之介 3 クリトン・越冬こあら・ヤチ代
822-07 老夫婦架空の鬼へ豆を撒く ヤチ代 1 らくだ
822-08 下萌や歩数計まだ三桁ほど 未貴 4 クリトン・こひつじ・越冬こあら・亜紀
822-09 波平の向鉢巻年の豆 越冬こあら 1 順之介
822-10 海苔一枚八等分にして朝餉 亜紀 1 未貴
822-11 孫撒きし豆が当たりし我が頬に -
822-12 豆撒の跡や巡回清掃員 らくだ 2 こひつじ・亜紀
822-13 豆撒の園児の声を遠く聞く -
822-14 豪快に頬張る海女やあおさ海苔 こひつじ 1 クリトン
822-15 ポストまで数歩の朝や梅の花 ヤチ代 1 越冬こあら
822-16 豆撒の鬼役の子を泣かせけり こひつじ 3 クリトン・ヤチ代・らくだ
822-17 海苔干して草冠の暮しかな 越冬こあら 1 亜紀
822-18 立春や歩かなければ見えぬもの らくだ 6 こひつじ・越冬こあら・ヤチ代・順之介・亜紀・未貴
822-19 白米の湯気も包みて海苔の艶 ヤチ代 7 クリトン・こひつじ・越冬こあら・順之介・らくだ・亜紀・未貴
822-20 前髪が風に散らばる海苔の海 順之介 1 未貴
822-21 寒月や一駅歩く健康法 越冬こあら 4 こひつじ・ヤチ代・らくだ・未貴
822-22 勾玉風のカシューナッツも追儺豆 未貴 1 ヤチ代
822-23 一日の歩数数へて春を待つ -
822-24 まめまきや隣はお孫来てるらし 順之介 1 らくだ
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