第 834 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和7年7月27日
兼題:「空蝉」、「梅干」、「天」 ※「天」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
834-01 空蝉や森の近道こはき道 順之介 2 越冬こあら・ヤチ代
834-02 炎天にボールを叩く尾びれかな 順之介 1 らくだ
834-03 梅干の種を噛み割るくやしさよ こひつじ 3 順之介・未貴・ヤチ代
834-04 夏雲や万博の空ブルーインパルス -
834-05 結局は嘘も見抜けず天瓜粉 越冬こあら 3 らくだ・順之介・亜紀
834-06 空蝉の構え一語に取りすがり -
834-07 汗だくやごぼ天うどんくにゃくにゃす -
834-08 梅干してけふの成果と思ひけり 亜紀 3 越冬こあら・未貴・クリトン
834-09 空蝉のなほしがみ付く葉裏かな 亜紀 1 クリトン
834-10 梅干を最後に食べるお弁当 -
834-11 空蝉や矢鱈と流行る家族葬 -
834-12 梅を干す亡母思い出すこの暑さ -
834-13 天つゆに浮きたる油夏旺ん 亜紀 2 越冬こあら・ヤチ代
834-14 梅干や小国小市小世帯 越冬こあら 3 らくだ・順之介・亜紀
834-15 エプロンに梅漬の染み残りをり ヤチ代 2 こひつじ・未貴
834-16 楽しきや梅干す茣蓙の祖母の脇 順之介 4 こひつじ・未貴・ヤチ代・クリトン
834-17 軽き音や知らず空蝉踏みたれば らくだ 1 クリトン
834-18 土用波天文学者のひとり言 未貴 2 越冬こあら・ヤチ代
834-19 青紫蘇や天ぷら刺し身大葉味噌 -
834-20 空蝉やSNSのデマ拡散 こひつじ 3 順之介・亜紀・未貴
834-21 空蝉の両足確と食ひ込みぬ -
834-22 別れきて軒の干し梅裏返す 未貴 4 らくだ・越冬こあら・亜紀・こひつじ
834-23 天道虫草間彌生の赤い髪 ヤチ代 4 らくだ・順之介・亜紀・こひつじ
834-24 空蝉や樹皮つかまりて日の透ける クリトン 1 こひつじ
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