第 833 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和7年7月13日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
833-01 買う前のサクラチェッカー梅雨湿り らくだ 1 越冬こあら
833-02 パラソルの草食男子とブルドック ヤチ代 3 こひつじ・順之介・クリトン
833-03 蚕豆やパンヤを詰める縫ぐるみ ヤチ代 4 こひつじ・らくだ・亜紀・未貴
833-04 老妻の献立涼し皿ぴかぴか 越冬こあら 2 順之介・ヤチ代
833-05 裏声の女形の台詞月涼し 亜紀 2 こひつじ・クリトン
833-06 名物をつぎつぎ買うて梅雨晴間 亜紀 2 越冬こあら・未貴
833-07 夏木立歩調緩める朝の人 -
833-08 知らぬ間に捻挫したらし夏の夜 順之介 2 ヤチ代・未貴
833-09 終電に座りサンダルの足伸ばし 順之介 1 こひつじ
833-10 白靴をすぽっと履けば靴が鳴る -
833-11 だんじりの綱引きはしゃぐ浴衣の子 -
833-12 日が当たり道路でみみづからからに -
833-13 とうもろこし人待ちどきを茹であがる 未貴 3 らくだ・越冬こあら・ヤチ代
833-14 次々に上がる花火や橋の町 順之介 4 らくだ・越冬こあら・亜紀・未貴
833-15 御見舞や水引草に朱のはしる 未貴 1 亜紀
833-16 炎天を来て採血の痛さかな らくだ 5 こひつじ・越冬こあら・順之介・亜紀・未貴
833-17 物置のががんぼの位置動かざる 亜紀 3 らくだ・順之介・クリトン
833-18 屋根越しに白き雲立ち梅雨開ける クリトン 1 ヤチ代
833-19 悪酔ひす安きチューハイ熱帯夜 こひつじ 1 ヤチ代
833-20 白百合や先住人の置き土産 らくだ 1 亜紀
833-21 草刈や鶏卵を産んでをり ヤチ代 1 順之介
833-22 ハイビスカス濃し南国に余震なお 未貴 2 らくだ・クリトン
833-23 いのちに限りありぬべし蛍飛ぶ -
833-24 夏の月お悔みのレス次々と 越冬こあら 1 クリトン
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