第 832 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和7年6月29日
兼題:「空梅雨」、「翡翠」、「早」 ※「早」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
832-01 空梅雨やパンダつぎつぎつぎ返還す 亜紀 1 らくだ
832-02 翡翠が飛び立ってゆきカメラマン -
832-03 薔薇の香や生まれたる日の早とちり こひつじ 1 亜紀
832-04 空梅雨や値上げに弱い勤め人 越冬こあら 1 らくだ
832-05 早足で汗かき石段神の道 -
832-06 草ばかり元気なりけり旱梅雨 らくだ 3 クリトン・亜紀・未貴
832-07 不如帰けふも早めに鳴きにけり -
832-08 空梅雨や児に託したる青き星 こひつじ 1 越冬こあら
832-09 翡翠や江戸川迄はギリ東京 越冬こあら 1 ヤチ代
832-10 早朝の犬の散歩や著莪の花 ヤチ代 2 順之介・未貴
832-11 翡翠やしばし歯痛も忘れたる らくだ 1 クリトン
832-12 空梅雨や法会なき日の大伽藍 未貴 5 順之介・らくだ・クリトン・こひつじ・越冬こあら
832-13 空梅雨や雀せはしく羽繕ひ 順之介 1 未貴
832-14 合歓の花諦めるのはまだ早い らくだ 2 ヤチ代・越冬こあら
832-15 翡翠や杜匂ひ立つ雨上がり -
832-16 釣り人を翡翠の気付く気配なし -
832-17 かわせみや水切り石の弾むごと こひつじ 4 クリトン・ヤチ代・亜紀・未貴
832-18 翡翠を捕らふる長きレンズかな 亜紀 1 クリトン
832-19 早くからグラスを選ぶ夏の宵 順之介 3 こひつじ・越冬こあら・未貴
832-20 早口についてゆけずに冷豆腐 越冬こあら 4 順之介・ヤチ代・こひつじ・亜紀
832-21 空梅雨だ雨傘日傘兼用で -
832-22 空梅雨や三人待ちの理髪店 ヤチ代 5 順之介・らくだ・こひつじ・越冬こあら・亜紀
832-23 翡翠や美の待ち伏せを枝の先 -
832-24 夜濯ぎを手早く旅の窓の星 未貴 4 順之介・らくだ・ヤチ代・こひつじ
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