第 831 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和7年6月15日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
831-01 雨暗き昼を夾竹桃の白 らくだ 3 亜紀・未貴・ヤチ代
831-02 六月のバービー人形憂ひ顔 ヤチ代 2 越冬こあら・こひつじ
831-03 明易や時針分針秒刻み -
831-04 突然の不協和音や夕立来る 亜紀 1 順之介
831-05 干せるだけまずは洗濯梅雨晴間 -
831-06 柿若葉紙飛行機が挟まって ヤチ代 2 亜紀・未貴
831-07 やまももに口をよごして鳥になる 未貴 2 越冬こあら・こひつじ
831-08 ミスターは召され町場に薫る風 越冬こあら 2 こひつじ・順之介
831-09 絶品にのけぞるポーズ初鰹 こひつじ 1 ヤチ代
831-10 人声に口をすぼめる花柘榴 未貴 2 順之介・らくだ
831-11 目の端をよぎるカラフル蜥蜴の尾 -
831-12 地下街に古書の詩集を買ふ薄暑 亜紀 1 こひつじ
831-13 熱気球ボーボーボーと雲の峰 ヤチ代 2 らくだ・未貴
831-14 埠頭まで全速力や青葉風 亜紀 3 順之介・未貴・ヤチ代
831-15 ゼンマイキコキコキ時の日の掛時計 -
831-16 雷や今も胸打つ名がひとつ 越冬こあら 1 こひつじ
831-17 一枚の紙の行方や梅雨湿り 順之介 3 越冬こあら・亜紀・らくだ
831-18 六月のつぎつぎと降る業務かな 順之介 2 亜紀・ヤチ代
831-19 沙羅の花こころ透けるを風が知る 未貴 2 越冬こあら・亜紀
831-20 紫陽花のあれは花ではないらしい 順之介 2 越冬こあら・らくだ
831-21 早乙女やシリコン製の爪ブラシ こひつじ 4 順之介・らくだ・未貴・ヤチ代
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