第 830 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和7年6月1日
兼題:「六月」、「鰻」、「愛」 ※「愛」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
830-01 六月の美容院にて染める髪 ヤチ代 3 亜紀・越冬こあら・未貴
830-02 六月や寝返りしたる赤子の目 -
830-03 冬物を洗いそびれて六月来 -
830-04 アマリリス溺愛ときに重荷なり 未貴 4 らくだ・順之介・ヤチ代・亜紀
830-05 六月の食卓越しのひとつ影 -
830-06 鰻屋の匂いの前を素通りす 未貴 2 らくだ・こひつじ
830-07 六月の失念すわる女かな 未貴 1 らくだ
830-08 夕焼雲とベランダの愛煙家 -
830-09 愛されてこそ紫陽花の通い道 越冬こあら 5 らくだ・こひつじ・順之介・ヤチ代・未貴
830-10 言うなればアイスコーヒー愛好家 らくだ 2 順之介・ヤチ代
830-11 黒南風に愛羅武勇をはためかせ -
830-12 うなぎ食ふ壁の汚れも味として 越冬こあら 2 こひつじ・亜紀
830-13 伝承を守り鰻は食べません -
830-14 特上の鰻重をウーバーイーツ -
830-15 六月の海ひとりには丁度よき 順之介 2 亜紀・未貴
830-16 鰻屋の「疲れたら閉店」の紙 こひつじ 1 越冬こあら
830-17 薔薇垣の白を愛でたる親子かな 亜紀 1 越冬こあら
830-18 飛行機の離陸遠目に鰻食ふ 亜紀 4 順之介・ヤチ代・越冬こあら・未貴
830-19 六月の心許なき七分袖 亜紀 2 こひつじ・順之介
830-20 ベランダに目高五匹と愛煙家 こひつじ 1 未貴
830-21 先生に合はせてたのむ鰻かな 順之介 5 らくだ・こひつじ・ヤチ代・亜紀・越冬こあら
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