第 837 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和7年9月7日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
837-01 寝違への真横をすいと蜻蛉かな 順之介 1 未貴
837-02 底値また上昇したる青蜜柑 -
837-03 今さらに子育て本や長き夜 こひつじ 3 クリトン・ヤチ代・亜紀
837-04 秋の宵昔話に光る牙 越冬こあら 2 順之介・未貴
837-05 秋灯や余る残るの違ひとは 順之介 1 ヤチ代
837-06 満月や昭和歌謡をなぞる針 越冬こあら 3 らくだ・順之介・亜紀
837-07 颱風や三越地下に灯り満つ こひつじ 2 未貴・越冬こあら
837-08 喫煙所並んで待って九月かな らくだ 1 クリトン
837-09 蟷螂や剪定鋏の先の貌 クリトン 3 順之介・こひつじ・越冬こあら
837-10 情報の過多に溺るる泡立草 亜紀 1 ヤチ代
837-11 雨晴の兼用日傘に雫かな -
837-12 散歩道毬の被った栗の落ち -
837-13 我の餌にお辞儀をしつつ鹿のよる クリトン 1 未貴
837-14 手のひらに馴染むいぼいぼ蔓茘枝 亜紀 1 クリトン
837-15 はや出たる新米を買う給料日 -
837-16 一角はすすきのための風が吹く 未貴 5 らくだ・順之介・亜紀・こひつじ・越冬こあら
837-17 水の季語探して居たる長夜かな 越冬こあら 2 らくだ・ヤチ代
837-18 犬連れて母校まで行く残暑かな ヤチ代 2 亜紀・こひつじ
837-19 秋の山その境への線路かな -
837-20 身にしむや縁切護符の赤き文字 順之介 4 らくだ・こひつじ・未貴・越冬こあら
837-21 神楽女の玉砂利を踏む霧の中 ヤチ代 4 らくだ・クリトン・順之介・越冬こあら
837-22 ぶりかえす三十五度へ法師蝉 らくだ 1 ヤチ代
837-23 栗落ちて山の木霊へ応えたる 未貴 2 亜紀・こひつじ
837-24 釣瓶落し本を小脇に急ぐなり 未貴 1 クリトン
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