第 843 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和7年11月30日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
843-01 霜の夜や人形焼のひとり欠け -
843-02 諦めてけふもあしたも落葉掃き こひつじ 3 クリトン・ヤチ代・亜紀
843-03 手鏡をかざし冬日を集めけり ヤチ代 1 こひつじ
843-04 陽の当たる冬木のちょっとうれしそう らくだ 1 順之介
843-05 自転車とキャリーケースの冬田道 ヤチ代 3 こひつじ・順之介・未貴
843-06 さまざまな言語の聞こゆ紅葉狩 順之介 4 クリトン・越冬こあら・ヤチ代・未貴
843-07 空欄は空欄のまま古暦 亜紀 2 こひつじ・らくだ
843-08 半かけの月に寄り添う冬の星 順之介 2 クリトン・未貴
843-09 絵屏風に威厳のありて正座せり -
843-10 短日や並ばず入る定食屋 亜紀 4 クリトン・越冬こあら・ヤチ代・順之介
843-11 冬晴や背伸びの後の深呼吸 らくだ 2 順之介・未貴
843-12 冬うらら幽体離脱より帰還 越冬こあら 1 らくだ
843-13 山茶花や母の電話を聞き流す こひつじ 2 越冬こあら・順之介
843-14 木枯や仲間はずれを探す問 順之介 3 こひつじ・らくだ・亜紀
843-15 月氷るひとつ灯ればひとつ消え 越冬こあら 1 亜紀
843-16 行間の拡がってゆく枯木通 未貴 2 らくだ・亜紀
843-17 冬の夜ゆっくり崩すラテアート 未貴 1 越冬こあら
843-18 潰せないペットボトルや雪催 らくだ 4 こひつじ・越冬こあら・ヤチ代・亜紀
843-19 診療所帰りの空や冬の星 -
843-20 帰路のハンドルに力や日短か -
843-21 熱燗や隣は知らぬ人なれど クリトン 1 未貴
843-22 スケルトンカーテンウォール越しの冬 越冬こあら 2 クリトン・ヤチ代
843-23 炭売りに代はり灯油の売り声が -
843-24 冬夕焼遠くとほくに富士の山 亜紀 1 らくだ
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