[QLD句会録棚]
第 8 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成5年9月19日
兼 題:「蓑虫」、「萩」、「露」
No. 俳          句 作  者 選          者
008-01 雑草に耐えて空き地に紅い萩
008-02 細きいと何故にゆられる蓑の虫
008-03 転び落つ萩の雫や雨上がり あこちゃん 3 弥生・ひばり・閑人
008-04 かくれんぼ萩揺るるなよ鬼が見る 弥生 5 ひばり・Yumi・閑人・HAL・クリトン
008-05 しら露の消えるが如く心澄み
008-06 細き葉に光弾けし朝の露 Yumi 6 中ちゃん・弥生・ひばり・HAL・あこちゃん・クリトン
008-07 もうすこし畑仕事の背に夜露 クリトン 2 こひつじ・Yumi
008-08 蓑虫は揺れをり満を持してをり 中ちゃん 1 弥生
008-09 朝露に裾濡らし行く近道ぞ あこちゃん 4 中ちゃん・こひつじ・ひばり・閑人
008-10 珈琲のポット琥珀の露かほる
008-11 蓑虫に毛糸の屑の衣着せ ひばり 1 クリトン
008-12 父は無し蓑虫百も承知なり
008-13 蓑虫の糸の強さや癒えて知り 閑人 1 こひつじ
008-14 芋の葉の虫喰ひ穴に露こぼる こひつじ 2 ひばり・あこちゃん
008-15 露芝を踏みて面接会場へ
008-16 花びらの蝶のごと舞ふ萩の寺 ひばり 3 中ちゃん・Yumi・クリトン
008-17 露おけるつぼみも固く朝の道 弥生 1 HAL
008-18 蓑虫や振り子となりて時を待つ あこちゃん 3 弥生・Yumi・HAL
008-19 山萩に小さき地蔵の隠れおり Yumi 4 中ちゃん・閑人・HAL・あこちゃん
008-20 まどろみて幻の華に露ひかり
008-21 萩揺れて揺れて亡父の軍手あり 中ちゃん 2 こひつじ・閑人
008-22 思ひ立ち露踏み歩く暁(あけ)の丘 ひばり 4 中ちゃん・こひつじ・Yumi・あこちゃん
008-23 露の玉集めし顔のあどけなき
008-24 蓑虫や雨滴の糸を長くして
008-25 みのむしの三つもひしめく小(ち)さき枝
008-26 朝霧にふと現れし萩の花
008-27 夕暮れに薄紅染まり枝垂れ萩 HAL 3 弥生・あこちゃん・クリトン

[第7回]  [第9回]

[本サイトのテキスト・画像等の無断複製使用は禁止]