[QLD句会録棚]
第 20 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成6年3月13日
兼 題:なし
No. 俳          句 作  者 選          者
020-01 春めきてスカイブルーに峰の雲
020-02 菜の花や椀の中にて浮き沈み あこちゃん 1 弥生
020-03 雨音に春の足音重ね聞く 早香 3 中ちゃん・俗世・破れ鐘
020-04 水滴のころりころりん春キャベツ こひつじ 4 中ちゃん・あこちゃん・弥生・Yumi
020-05 ぴょこぴょんと歩く野鳥や春山辺 俗世 1 閑人
020-06 渡り鳥優しき空に旅支度
020-07 啓蟄や白バイ出て風を切る 俗世 1 中ちゃん
020-08 十二一重着せてもみたや奈良の雛 破れ鐘 1 早香
020-09 川流れ銀に輝く猫やなぎ 弥生 2 早香・あこちゃん
020-10 春月の妙に大きく赤く低く
020-11 さえずりの中に鴉(からす)の声低し
020-12 沈丁花薄暗闇に誘いけり 閑人 6 早香・あこちゃん・俗世・弥生・Yumi・こひつじ
020-13 山宿に飾らば春よ猫柳 Yumi 1 閑人
020-14 ふきのとう苦み楽しむ歳となり 早香 5 俗世・Yumi・こひつじ・閑人・破れ鐘
020-15 惚れ上手てふ酒買えば春そこに 俗世 2 中ちゃん・破れ鐘
020-16 ふきのとう摘みて今宵の一品に Yumi 1 弥生
020-17 子を持ちて苦みを知るや蕗の薹(トウ) こひつじ 1 閑人
020-18 紅梅の煙雨に滲む艶姿かな
020-19 石垣を撫でつつ歩く春の宵 あこちゃん 4 早香・俗世・Yumi・こひつじ
020-20 古書ともに頬のよごれし雛しまふ 中ちゃん 1 こひつじ
020-21 見上げれば囀り弾む朝戸立
020-22 雪解けてたちまち顔出す落とし物
020-23 少し横向き雛を見る内裏かな 早香 2 中ちゃん・閑人
020-24 春めくや薄きインクの母の文 こひつじ 5 早香・あこちゃん・俗世・弥生・破れ鐘
020-25 美の山の花のほころび心持ち
020-26 春三月などか心の定まらじ 弥生 3 あこちゃん・Yumi・破れ鐘
020-27 卒業や娘の艶(つや)のいや増せり 中ちゃん 1 こひつじ

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