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第 167 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成11年11月7日
兼 題:「芭蕉忌」、「七五三」、「胃」 ※「胃」は無季兼題
No. 俳          句 作  者 選          者
167-01 胃袋が生き返りたるおじやかな こひつじ 2 野浮・樽金
167-02 七五三ペットも入れてはいチーズ
167-03 爺婆の面影座る七五三 了斎 2 中ちゃん・Yumi
167-04 祖母似なる顔に紅ひく七五三 掃半 3 ハードエッジ・勝坊・たんこ
167-05 胃袋の十一月の硬さかな 九鈴ちゃん 5 ハードエッジ・ぽっぽ・掃半・早香・越冬こあら
167-06 芭蕉忌や今日の句会をサボタージュ
167-07 天高し胃が弁当を欲しをり
167-08 七五三飴屋本日休業中 はにわ(ToT) 1 たんこ
167-09 片隅に小石掃き寄せ桃青忌 野浮 2 Yumi・はにわ(ToT)
167-10 燗酒や空っぽの胃を肴とし
167-11 七五三詣り孫より見へぬ爺
167-12 七五三父親という役回り 浮動甘納豆 3 樽金・勝坊・越冬こあら
167-13 桃青忌車は絶へづ御堂筋
167-14 芭蕉忌やポケット瓶の居る車窓 越冬こあら 3 浮動甘納豆・野浮・勝坊
167-15 佗寂も未だ覚えず桃青忌 こひつじ 3 了斎・破れ鐘・はにわ(ToT)
167-16 煮凝やわが胃袋も年老いぬ
167-17 くしゃみ一発!咽喉越へぬ胃の薬
167-18 引き攣れのある胃袋と日向ぼこ 蜆汁 8 中ちゃん・九鈴ちゃん・こひつじ・ぽっぽ・浮動甘納豆・野浮・勝坊・早香
167-19 芭蕉の忌恩師は誰の味方もせず
167-20 冬浅し胃の写らないレントゲン 掃半 1 はにわ(ToT)
167-21 振袖の重さと思ふ千歳飴 ハードエッジ 2 早香・蜆汁
167-22 芭蕉忌や広辞苑より落ちるメモ 早香 1 こひつじ
167-23 胃にかかるストレス重しはだれ霜 Yumi 1 越冬こあら
167-24 芭蕉忌や辞書放り出す枕元 掃半 1 樽金
167-25 薄味の深川めしや翁の日 樽金 4 ハードエッジ・こひつじ・浮動甘納豆・掃半
167-26 食前の顆粒胃薬冬の朝
167-27 七五三二八十六二二んが四 越冬こあら 1 はにわ(ToT)
167-28 芭蕉忌や古き手紙をみな捨てぬ 蜆汁 1 ハードエッジ
167-29 胃袋にちょっと優しく夜食かな
167-30 七五三白い飴だけ残りけり ぽっぽ 1 越冬こあら
167-31 ワンピース三人揃いの七五三
167-32 老い父の号に水あり芭蕉の忌 ぽっぽ 1 蜆汁
167-33 胃薬を鞄に詰める夜寒かな 樽金 5 ぽっぽ・野浮・破れ鐘・たんこ・早香
167-34 ふゆの田を月がてらしてゐたりけり ハードエッジ 2 九鈴ちゃん・はにわ(ToT)
167-35 食欲に胃の追ひつかず秋終わる 勝坊 1 掃半
167-36 七五三孫と娘の晴れ姿 たんこ 1 勝坊
167-37 時雨忌や句に発心の五十一 了斎 1 掃半
167-38 写真館より出できたる七五三
167-39 芭蕉忌のラーメンスープ啜りけり 九鈴ちゃん 2 了斎・こひつじ
167-40 見えてゐて見えぬ雨つぶはせをの忌 ハードエッジ 2 了斎・蜆汁
167-41 飽きし子に母が主役の七五三 勝坊 2 樽金・破れ鐘
167-42 七五三機嫌ななめにハイチーズ こひつじ 2 破れ鐘・たんこ
167-43 パーマ屋を出で淑やかに七五三
167-44 卓上の夜食の横の胃腸薬
167-45 満ち足りて蕎麦湯しみじみ芭蕉の忌 破れ鐘 4 中ちゃん・ぽっぽ・掃半・Yumi
167-46 時雨忌や翁が眠る近江膳所
167-47 北風吹くや給湯室の胃の薬 浮動甘納豆 4 九鈴ちゃん・了斎・蜆汁・越冬こあら
167-48 鮟鱇の胃は福袋吊るし斬り 破れ鐘 4 九鈴ちゃん・浮動甘納豆・早香・蜆汁
167-49 芭蕉忌や句碑万葉のかぎりなし
167-50 百骸と九穴胃の腑炉火の前
167-51 父親の七三の髪七五三 九鈴ちゃん 6 中ちゃん・ハードエッジ・了斎・こひつじ・ぽっぽ・Yumi
167-52 葉を拾ひ葉を蹴散らして七五三 蜆汁 5 中ちゃん・浮動甘納豆・野浮・樽金・Yumi
167-53 末枯れし学舎への徑芭蕉の忌
167-54 背丈越す賽銭箱や七五三 樽金 3 九鈴ちゃん・破れ鐘・たんこ

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