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第 175 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成12年2月27日
兼 題:「義仲忌」、「紅梅」、「門」 ※「門」は無季兼題
No. 俳          句 作  者 選          者
175-01 紅梅に心ほぐれてゐたりけり
175-02 紅梅や女の背中にも背骨 ハードエッジ 1 越冬こあら
175-03 人の世の争い減らず義仲忌
175-04 紅梅の無人の街の昼下がり 越冬こあら 1 はにわ(ToT)
175-05 早春の校門脇で兄を待つ 越冬こあら 5 中ちゃん・浮動甘納豆・こひつじ・勝坊・九鈴ちゃん
175-06 義仲忌巴御前は哀れなり
175-07 紅梅の蕾たおりぬ義仲忌 九鈴ちゃん 1 中ちゃん
175-08 下萌えに詮議はかけぬ不開門
175-09 静より巴が好み義仲忌
175-10 水温む門前町に香具師の声 野浮 6 中ちゃん・浮動甘納豆・越冬こあら・こひつじ・早香・たんこ
175-11 紅梅や絵馬にイニシャル誤字脱字 樽金 2 中ちゃん・了斎
175-12 あら不思議紅梅白梅ひとつ枝 たんこ 1 こひつじ
175-13 地蔵坂武門の裔の根深汁 浮動甘納豆 1 破れ鐘
175-14 「運命」を聴く風の夜や義仲忌
175-15 紅梅の門をはみだす枝ひとつ 九鈴ちゃん 1 はにわ(ToT)
175-16 紅梅の方が好きだと言い切るか 浮動甘納豆 1 越冬こあら
175-17 下萌や門に薄日のあたる午後 了斎 5 浮動甘納豆・野浮・破れ鐘・早香・ハードエッジ
175-18 紅梅が見え山門は開かれし 中ちゃん 2 野浮・破れ鐘
175-19 茶碗だけ睦まじきふり義仲忌 はにわ(ToT) 1 破れ鐘
175-20 門弟に紅梅の枝を剪らせをる
175-21 卒業の校門出て行く光
175-22 紅梅の背に暗き濤日もすがら
175-23 蔦若葉伸び行く先に冠木門
175-24 七人の敵に囲まれ義仲忌
175-25 膝ほどの紅梅なれど咲きにけり 中ちゃん 7 樽金・了斎・こひつじ・子々・はにわ(ToT)・勝坊・たんこ
175-26 義仲忌山の力の発電所 ハードエッジ 2 越冬こあら・早香
175-27 煽られて流るる鳶や義仲忌 破れ鐘 3 樽金・了斎・九鈴ちゃん
175-28 卒業や門を出で立つ靴大き 九鈴ちゃん 1 中ちゃん
175-29 牛の眼の三角となる義仲忌 野浮 2 はにわ(ToT)・九鈴ちゃん
175-30 校門をくヾる受験子眉宇険し 勝坊 1 こひつじ
175-31 春寒と予報伝へし義仲忌
175-32 投げ込みの紅梅の壷仄明かり 早香 4 浮動甘納豆・子々・ハードエッジ・たんこ
175-33 何処までが紅梅何処から夕雲 はにわ(ToT) 3 野浮・子々・ハードエッジ
175-34 鳥帰る地には不況の風が吹く こひつじ 1 たんこ
175-35 山門の閂太し春疾風 樽金 7 野浮・了斎・越冬こあら・子々・早香・はにわ(ToT)・九鈴ちゃん
175-36 立春の運転中の昼ご飯 こひつじ 1 早香
175-37 白梅がありて紅梅美しき 勝坊 1 ハードエッジ
175-38 重馬場の最終レース義仲忌 浮動甘納豆 4 樽金・野浮・了斎・九鈴ちゃん
175-39 紅梅は窓辺の朝を紅に染め
175-40 鷹匠の腕の傷跡義仲忌 了斎 1 ハードエッジ
175-41 莓菓子焼きましょ掃除後回し こひつじ 1 浮動甘納豆
175-42 門開けてこぼす灯も朧かな 破れ鐘 1 勝坊
175-43 源平の爐語り遙か義仲忌 1 樽金
175-44 紅梅や丘の上なる城の跡 野浮 3 樽金・子々・勝坊
175-45 山門に雨の烟れる楓の芽 子々 3 破れ鐘・勝坊・たんこ

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