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第 187 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成12年8月20日
兼 題:「梶の葉」(かじのは)、「朝顔」、「頭」 ※「頭」は無季兼題
No. 俳          句 作  者 選          者
187-01 朝顔の白く小さく一つかな ハードエッジ 1 子々
187-02 スポークを朝顔の蔓這ひ登り
187-03 校長も破顔一笑大瓢
187-04 梶の葉の糸のもつれもこひ心
187-05 梶の葉に重なり合ひし願ひごと 中ちゃん 8 蒼穹・子々・睦月・樽金・野浮・ハードエッジ・たんこ・破庭
187-06 手鞠唄唄だけ残る梶の葉も
187-07 白頭や酔ひの端居も父譲り 樽金 6 蒼穹・中ちゃん・睦月・ハードエッジ・越冬こあら・了斎
187-08 朝顔に水ふりかけて出勤す
187-09 梶の葉の雨に馴染みし文字哀れ
187-10 梶の葉やにはか仕込みの相聞歌 睦月 2 樽金・早香
187-11 明日の花にも朝顔の明け宿る
187-12 葉鶏頭すこし疲れているような 浮動甘納豆 3 野浮・たんこ・了斎
187-13 梶の葉や曲師鉄砲伝馬町 野浮 2 睦月・早香
187-14 足のままに頭の歩く花野かな 了斎 1 早香
187-15 稲の穂や頭を垂れて風にゆれ
187-16 梶の葉のつとに知られし筆癖や
187-17 朝顔や三鉢からみ咲き乱れ たんこ 2 子々・越冬こあら
187-18 涼しさの頭にしみる講話かな
187-19 梶の葉の形揃って並ぶ文字 早香 1 中ちゃん
187-20 掃苔の老医手摺れの頭陀袋 子々 2 蒼穹・了斎
187-21 頭から足の先まで墓洗ふ 中ちゃん 2 浮動甘納豆・越冬こあら
187-22 夜の空梶の葉姫のデートかな
187-23 朝顔のような一日ような人
187-24 梶の葉や歳の離れた妻とゐて 了斎 5 睦月・樽金・浮動甘納豆・野浮・ハードエッジ
187-25 朝顔に寝乱れ姿見られけり 野浮 1 たんこ
187-26 頭上より爆音消えて秋来たる 早香 1 中ちゃん
187-27 梶の葉や妻の手箱のラブレター 樽金 1 たんこ
187-28 朝顔に迎えられての朝帰り 早香 1 浮動甘納豆
187-29 いつの間の猫の頭のこぼれ萩 睦月 6 蒼穹・子々・樽金・越冬こあら・破庭・了斎
187-30 梶の葉に髪の乾かぬ墨を磨る 子々 1 蒼穹
187-31 朝顔や下谷根岸と路地伝い 浮動甘納豆 6 中ちゃん・子々・睦月・樽金・越冬こあら・早香
187-32 朝顔の咲けるを知らず子の眠る 蒼穹 1 破庭
187-33 梶の葉と立方体のオルゴール
187-34 子の数の朝顔を買ひ帰省待つ
187-35 法師蝉頭も軽くなりました 破庭 1 浮動甘納豆
187-36 秋黴雨坊主頭が野球盤 越冬こあら 4 中ちゃん・野浮・ハードエッジ・破庭
187-37 アンパンマンの頭をかぶり踊りかな
187-38 朝顔やけふは厨の窓の隅 樽金 7 浮動甘納豆・野浮・ハードエッジ・たんこ・早香・破庭・了斎
187-39 朝顔に見られちゃったね朝帰り

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