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第 261 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成15年7月6日
兼 題:「含羞草」(おじぎさう)、「キャンプ」、「卓」 ※「卓」は無季兼題
No. 俳          句 作  者 選          者
261-01 偸み視る横顔遠くキヤムプの火 蒼穹 4 樽金・竹軒・野浮・びーどろ
261-02 眠り方人それぞれに含羞草 早香 2 蒼穹・竹軒
261-03 火山灰ひそかに積もる含羞草 亮哉 2 樽金・クリトン
261-04 卓上の絵扇子つかむ腕白し クリトン 2 中ちゃん・早香
261-05 妻いねし卓上にあるビール瓶 中ちゃん 2 越冬こあら・びーどろ
261-06 一片の薔薇の花弁卓の上 早香 1 蒼穹
261-07 内気なる子の宝物含羞草 野浮 2 樽金・クリトン
261-08 卓上の盆に試食のさくらんぼ 竹軒 1 キチロウ
261-09 織女星キャンプファイヤー消えてのち 樽金 1 蒼穹
261-10 水洗や食堂完備キャンプ村 クリトン 1 キチロウ
261-11 外寝して天空の卓見詰めけり キチロウ 3 亮哉・野浮・びーどろ
261-12 ねむり草寝足りぬままに揺らぎをる 蒼穹 2 クリトン・越冬こあら
261-13 忍ぶれど色に出にけり含羞草
261-14 夜の明ける大気の中のキャンプ村 早香 7 蒼穹・中ちゃん・樽金・亮哉・キチロウ・クリトン・びーどろ
261-15 生ごみを燃してキャンプ終はりけり 1 竹軒
261-16 花氷円卓つぎへ回しやる
261-17 含羞草気苦労多き女親 越冬こあら 1 竹軒
261-18 サマーキャンプ少年の日の一人なる びーどろ 1 亮哉
261-19 短夜やひとり電卓叩く妻 越冬こあら 4 キチロウ・竹軒・野浮・びーどろ
261-20 口ほどに卓話名手の扇子かな
261-21 含羞草子らを集めて通学路 中ちゃん 2 クリトン・越冬こあら
261-22 水と火と木と月と星キャンプの夜
261-23 キャンプの灯絞り燠火の声を聞く 亮哉 3 中ちゃん・樽金・野浮
261-24 雨降りはただ睡りをり含羞草 クリトン 2 野浮・早香
261-25 卓球のラリー延々汗みどろ 野浮 1 早香
261-26 飼猫が欠伸して居り含羞草 竹軒 2 亮哉・キチロウ
261-27 星の名を言ひ当ててゐるキャンプかな 野浮 2 中ちゃん・越冬こあら
261-28 夏暁の卓の地平にじゃむの瓶 びーどろ 3 亮哉・早香・越冬こあら
261-29 みそ汁をかけて飯食ふキャンプかな
261-30 山暮れてキャンプの灯り滲みけり キチロウ 2 蒼穹・早香
261-31 森林の厠新しキャンプ場 竹軒 1 中ちゃん
261-32 昼下り乙女の祈り含羞草
261-33 卓袱のあと夕空に雨燕

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