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第 265 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成15年8月31日
兼 題:「蓼の花」(たでのはな)、「新涼」、「星」 ※「星」は無季兼題
No. 俳          句 作  者 選          者
265-01 ひゅるひゅると風見止まらず蓼の花 良犀 1 びーどろ
265-02 新涼や火星接近するといふ 中ちゃん 1 竹軒
265-03 月蒼し火星接近したる宵 蒼穹 1 早香
265-04 新涼の牛舎にミルク缶錆びる 竹軒 4 樽金・中ちゃん・越冬こあら・野浮
265-05 新涼や朝の冷気に目覚めたり
265-06 蓼の花活けてメールは吉と出る クリトン 1 びーどろ
265-07 子供らが土手を滑るや蓼の花 中ちゃん 1 蒼穹
265-08 新涼のタマゴサンドとダージリン 早香 2 中ちゃん・クリトン
265-09 星飛ぶ夜アルファベットで書く手紙 越冬こあら 4 早香・良犀・びーどろ・クリトン
265-10 新涼の灯に残る街の形
265-11 星あまた秋空のもと酔ひ帰る
265-12 秋涼し低騒音の揚重機 越冬こあら 1 中ちゃん
265-13 新涼やほめつつ洗ふ犬の脚 樽金 5 早香・良犀・キチロウ・越冬こあら・野浮
265-14 新涼の吉野家にゐる青い靴 びーどろ 1 越冬こあら
265-15 新涼の風握りをる赤子かな クリトン 3 蒼穹・樽金・良犀
265-16 秋の夜の話題を攫ふ焔星 竹軒 1 中ちゃん
265-17 両の手を伸ばし星見る夜長かな 早香 1 キチロウ
265-18 終りなるゆえに輝く流れ星
265-19 星流る集金人の急ぎ足 樽金 3 キチロウ・越冬こあら・野浮
265-20 新涼やのびしラーメン好く男
265-21 大毛蓼靴のでかさでする仕事 越冬こあら 1 蒼穹
265-22 姉妹ままごと遊び蓼の花 早香 2 竹軒・クリトン
265-23 捨てないでくれと渡せし星の砂
265-24 山頂に一人立ちたる星月夜 キチロウ 2 越冬こあら・野浮
265-25 父母の在所の道や蓼の花 蒼穹 3 早香・樽金・クリトン
265-26 河口には河口の匂ひ蓼の花 びーどろ 5 樽金・中ちゃん・良犀・キチロウ・竹軒
265-27 新涼やペットボトルの蓋外す
265-28 棒持つやたちまち剣士蓼の花 樽金 5 蒼穹・良犀・竹軒・びーどろ・クリトン
265-29 あかあかと星中天の残暑かな 良犀 1 樽金
265-30 老鶏が鶏舎追はれし蓼の花 竹軒 3 蒼穹・キチロウ・野浮
265-31 きやうだいにいとこにはとこ蓼の花 野浮 2 早香・竹軒
265-32 釣り人の二人行き過ぐ蓼の花
265-33 新涼の昼の冷製パスタかな 蒼穹 1 びーどろ

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