第 387 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成20年5月24日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
387-01 雪渓が見ゆる盛岡駅に立つ 中ちゃん 1
387-02 初夏に死す定めとあらばスーダララ -
387-03 つばくろや椀にほぐるる湯葉の襞 未貴 5 早香・越冬こあら・Yumi・亜紀・びーどろ
387-04 訪ねれば学び舎アカシア花の屑 -
387-05 みつ豆の豆よけているよしず陰 ancapigra 7 中ちゃん・早香・越冬こあら・こひつじ・Yumi・びーどろ・紫土
387-06 しろくろの映画音せる走梅雨 びーどろ 3 早香・亜紀・紫土
387-07 胡瓜を刻むや三・三・七拍子 こひつじ 1 勝坊
387-08 スクランブルエッグ異国の匂ふ夏 亜紀 3 流・越冬こあら・びーどろ
387-09 銀座が好きひとりが好きで昼麦酒 ancapigra 3 中ちゃん・こひつじ・亜紀
387-10 花の名を覚えて忘れ百日紅 ancapigra 2 勝坊・未貴
387-11 NHK「昼の憩い」や初夏の里 3 ancapigra・こひつじ・びーどろ
387-12 今日だけは菖蒲湯となる湯宿かな -
387-13 自転車も横に寝かせて青葉蔭 勝坊 2 流・こひつじ
387-14 親は敢えて姿を消しぬ燕の子 -
387-15 紫陽花の咲きて賑はふ田舎寺 Yumi 1 勝坊
387-16 アジア語が聞こえて夏ののど仏 中ちゃん 1 未貴
387-17 白鷺の脚一本に午後支ふ 未貴 5 ancapigra・越冬こあら・Yumi・亜紀・紫土
387-18 紅少し引いて艶めく白牡丹 -
387-19 さぼりたる蟻に自分を重ねけり -
387-20 桐の花仔細語るに腰おろす 未貴 2 中ちゃん・亜紀
387-21 赤腹の腹見せぬまま潜りけり -
387-22 ほうたるの抓めば水の匂ひして -
387-23 アプローチ煉瓦玉砂利薔薇の花 -
387-24 空青し蝶と分け合う山清水 5 早香・勝坊・未貴・ancapigra・Yumi
387-25 竹落葉踏みて鮎つり竿探す -
387-26 お構いも出来ず仕舞いの薄暑かな 越冬こあら  1 こひつじ
387-27 雲の峰ガラスいちまい隔て見ゆ 亜紀 4 早香・未貴・ancapigra・紫土
387-28 老練の弦の響きや青山椒 -
387-29 コーヒーの香り奪ひて若葉風 勝坊 1 中ちゃん
387-30 みどりさす明日発つといふ旅鞄 亜紀 2 流・勝坊
387-31 爽の字の人が逃げ出す五月尽 -
387-32 笹の子の煮付けは母と同じ味 Yumi 1
387-33 夏色の溶けゆくシーツ乾く間に 早香 2 びーどろ・紫土
387-34 かあちやんもねえちゃんも留守オキザリス -
387-35 夜店の灯とぎれし闇に山の音 びーどろ 1 未貴
387-36 夜の水槽金魚は己が影曳きて びーどろ 4 中ちゃん・ancapigra・越冬こあら・Yumi
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