第 391 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成20年7月20日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
391-01 遠雷の轟き犬は帰り急く Yumi 2 ancapigra・越冬こあら
391-02 アイスカフェラテ地下街に人過ぎぬ -
391-03 日盛りの鳴りつぱなしのラジオかな 亜紀 2 紫土・こひつじ
391-04 朝顔の閉ぢ色水あそびかな -
391-05 日の暮れやはえとり蜘蛛と遊びをり 1 早香
391-06 風鈴も平仮名で鳴る神楽坂 越冬こあら  3 早香・びーどろ・こひつじ
391-07 籐寝椅子祖母の記憶と共に掛け Yumi 3 中ちゃん・びーどろ・勝坊
391-08 地震つづく捨田の畦の草を刈る 5 早香・中ちゃん・亜紀・Yumi・びーどろ
391-09 猫歩く灯暗き廊下熱帯夜 1 勝坊
391-10 白瓜の使い方聞き籠の中 -
391-11 打ち捨てていいもの数多土用波 -
391-12 下車駅を過ぎて目覚める冷房車     勝坊 2 紫土・こひつじ
391-13 夏の一角白椅子の少し剥げし -
391-14 寝覚めても寝言のようだ夏の風邪 -
391-15 途中から夢中になりし水遊び -
391-16 巴里祭の抱きしめあつてゐる葉書 紫土 2 中ちゃん・びーどろ
391-17 着脱可蝶番付黒眼鏡 -
391-18 掛声に和する花火と「頑張ろう」 -
391-19 羊みな殺してしまへ熱帯夜 紫土 5 流・亜紀・Yumi・こひつじ・勝坊
391-20 夕立が上がりし後の匂ひかな 中ちゃん 2 流・ancapigra
391-21 延長戦終へてごくごくラムネかな -
391-22 主の坐して句座の定まる青簾 勝坊 2 Yumi・こひつじ
391-23 ディワーナー朝顔市に印度人 紫土 1 越冬こあら
391-24 夏草や乙女短命恋奨励 -
391-25 クーラーが寒すぎて消す夏の夜 中ちゃん 1 ancapigra
391-26 いかづちやなかなか来ない人を待ち 亜紀 1 越冬こあら
391-27 晩夏光魚篭の曲線美しき 亜紀 3 ancapigra・紫土・びーどろ
391-28 いささかの貯えもなし青簾 6 早香・流・中ちゃん・越冬こあら・亜紀・Yumi
391-29 明易し朝刊待つ間一仕事 早香 2 ancapigra・紫土
391-30 旋盤を止めれば高し蝉の声 6 早香・中ちゃん・越冬こあら・亜紀・Yumi・勝坊
391-31 隣の子声大きくて夏休み 中ちゃん 3 流・亜紀・紫土
391-32 山割れて日盛りの峡静かなり 1
391-33 ラムネ飲む女ひとりの涼しさよ ancapigra 1 勝坊
391-34 バリバリと浴衣を剥がす海の宿 -
391-35 炎昼のビル街揺らぎ人を吐く -
391-36 炎帝やシティホテルの蒼き玻璃 -
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