第 393 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成20年8月17日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
393-01 檸檬切る昔文学少女なり Yumi 4 中ちゃん・ancapigra・亜紀・こひつじ
393-02 ひたすらに濁世に生きて敗戦忌  勝坊 1 こひつじ
393-03 蒼球に赤黒き弾終戦日 -
393-04 盂蘭盆会居らぬ人らと飲み明かす 早香 1 中ちゃん
393-05 千鳥足帰り道追ふ天の川 Yumi 2 中ちゃん・流
393-06 大花火見上げる皆は口開き -
393-07 ウイグルにつづくこの空鰯雲 中ちゃん 5 勝坊・亜紀・Yumi・越冬こあら・こひつじ
393-08 これはもうスコールごとき夕立かな こひつじ 1 早香
393-09 汗一滴野菜炒めに落ちにけり こひつじ 1 中ちゃん
393-10 夕づけば日毎に伸びて糸瓜影 勝坊 1 早香
393-11 休暇果つ賑はふ朝の通学路 Yumi 1 ancapigra
393-12 終わりなきこと皺の手で青蜜柑 -
393-13 襲われた蝉気絶して遣り過す -
393-14 聴き流すことも処世よ露の秋 中ちゃん 5 流・早香・勝坊・Yumi・こひつじ
393-15 黙々とペンキ塗る背に秋の風 4 甘納豆・ancapigra・亜紀・こひつじ
393-16 喧騒のお盆終わりて居間広し 2 中ちゃん・勝坊
393-17 三角に切られ西瓜の種藹々 -
393-18 秋空や駆けよ風神雷神図 甘納豆 1 Yumi
393-19 冷や酒をぬるくしてまで句会かな ancapigra 2 流・Yumi
393-20 地下鉄の階段狭し大西日 甘納豆 5 流・早香・勝坊・亜紀・越冬こあら
393-21 不和ありて泡まで苦し黒麦酒 ancapigra 2 流・越冬こあら
393-22 送り火や浴衣の子らも連れ立って -
393-23 リアリスト常に嫌われ終戦日 甘納豆 1 越冬こあら
393-24 秋めくや群れ成すヒト科霊長類 越冬こあら  1 ancapigra
393-25 夾竹桃駐車場まで徒歩で行く 亜紀 2 甘納豆・越冬こあら
393-26 夕立過ぎ浜辺に足跡一人分 -
393-27 かなかなや亀の子束子濡れしまま 亜紀 1 甘納豆
393-28 そのあとの経過たづねてつゆけしや 中ちゃん 4 早香・甘納豆・亜紀・Yumi
393-29 とんぼうの捕まるもんかと浮きにけり こひつじ 1 勝坊
393-30 渋滞の窓のびのびと夏蓬 亜紀 2 甘納豆・ancapigra
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