第 418 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成21年8月9日
兼題:「魂祭」(たままつり)、「相撲」、「逆」 ※「逆」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
418-01 日の落ちて灯揺れる魂祭り 2 無花果・勝坊
418-02 頬軽く打ちて飛び出す村相撲 -
418-03 相撲好き巨人大鵬卵焼き -
418-04 悪餓鬼も勝てぬ敵ありチビ相撲 1 紫土
418-05 夏館運河に映る逆さ影 2 中ちゃん・Yumi
418-06 立秋や逆から入る奴も居て 越冬こあら  1 亜紀
418-07 台風や逆さに吹かれ照るぼうず 中ちゃん 3 早香・無花果・紫土
418-08 色白ともち肌が組む相撲かな -
418-09 あちこちの所作ゆったりと花相撲 無花果 2 勝坊・Yumi
418-10 遠き日の村の外れの草相撲 2 早香・勝坊
418-11 たつぷりの水を運んで魂祭 紫土 3 中ちゃん・こひつじ・亜紀
418-12 番付は毎年変わる草相撲 -
418-13 老若が橋を往きかふ魂祭 中ちゃん 7 流・早香・越冬こあら・無花果・こひつじ・亜紀・Yumi
418-14 魂祭僧の草履の白鼻緒 Yumi 3 越冬こあら・勝坊・屯
418-15 魂祭何時でも帰って来たらいい -
418-16 孫ほどの盆僧なりし魂祭り 勝坊 4 無花果・こひつじ・屯・紫土
418-17 逆上がりできたと告げた蚊帳の中 2 中ちゃん・亜紀
418-18 ご先祖に孫引き合す魂祭 -
418-19 雨止んで風吹き起こる魂祭 -
418-20 逆九九を朝晩唱へ夏休み こひつじ 2 流・早香
418-21 稲妻に猫は総毛を逆立てぬ -
418-22 梅雨明けや湖面に映る逆さ富士 勝坊 1 越冬こあら
418-23 畦道にともしびの列魂祭 こひつじ 3 流・中ちゃん・屯
418-24 提灯の透けているさま魂まつり -
418-25 逆上がり出来ないままの夏休み 早香 8 流・越冬こあら・勝坊・中ちゃん・こひつじ・Yumi・屯・紫土
418-26 足で丸描いて始める草相撲 越冬こあら  7 早香・無花果・こひつじ・亜紀・Yumi・屯・紫土
418-27 可逆性激怒症状日の盛り 紫土 1 越冬こあら
418-28 立合ひの阿吽の呼吸大相撲 -
418-29 小さきが巨漢を倒す草相撲 -
418-30 精進湖に逆さ富士なる秋立つ日 -
418-31 逆しまの地球をふわり秋の蝶 無花果 1
418-32 靴脱ぎの靴てんでんに魂祭 -
418-33 両国の川風匂ふ九月場所 -
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