第 441 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成22年6月27日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
441-01 梅雨晴れ間布団干したりパンパンパン -
441-02 傘閉ぢて開いて閉ぢてさみだるる 紫土 2 早香・ こひつじ
441-03 裏表紙蔵書印まで黴すすみ 未貴 1
441-04 潤いを含んだ光梅雨の月 -
441-05 さうだともさうじやないとも薔薇開く 亜紀 1 紫土
441-06 変身は真夏の夜の一大事 早香 2 未貴・亜紀
441-07 歯並びの綺麗な女将水を打つ 泥亀  3 流・順之介・紫土
441-08 古里はバス降りてすぐ虹の橋 泥亀  2 流・亜紀
441-09 滝の白糸「写真を撮りましょうか?」 -
441-10 送り梅雨病院中の動き出す 泥亀  1 越冬こあら
441-11 梅雨の雨軋みて行かぬ倉庫の戸 1 早香
441-12 前列は蔭になりたる夕焼かな 紫土 2 順之介・ こひつじ
441-13 小さき手の客人連れて御中元 紫土 1
441-14 走り梅雨車内読む人眠る人 -
441-15 紫陽花の魔法のような青であり 順之介 1 越冬こあら
441-16 夢うつつ昼寝覚めても泣いていた -
441-17 風呂上りターバンビール夏の月 越冬こあら  1
441-18 アスファルト囃してゐたる夕立かな 亜紀 2 泥亀・順之介
441-19 満腹になれば金魚のソッポ向く こひつじ 3 未貴・亜紀・紫土
441-20 窓越しに声上げられず見た蛍 -
441-21 善光寺内陣巡り心天 こひつじ 1 順之介
441-22 ほんとでもうそでもよくて明易し 順之介 1 早香
441-23 店舗から市況もれ来る梅雨晴間 未貴 2 順之介・越冬こあら
441-24 羅の配つてゐたる座席表 亜紀 4 泥亀・未貴・ こひつじ・紫土
441-25 苦と楽のふたつの角を蝸牛 未貴 4 泥亀・亜紀・ こひつじ・越冬こあら
441-26 せせらぎに逢いにいきたい夏の足 越冬こあら  4 早香・泥亀・未貴・ こひつじ
441-27 黒南風に吹かれ集金人来たり 6 早香・泥亀・未貴・亜紀・越冬こあら・紫土
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