第 444 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成22年8月8日
兼題:「トマト」、「流星」、「肉」 ※「肉」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
444-01 自分史は飛び飛びなるや星流る 紫土 1
444-02 うすうすと皮いちまいや熟トマト -
444-03 肉眼で覗く宇宙の深さかな クリトン 1 紫土
444-04 トマトもぎ口へ運べば陽の香り クリトン 1
444-05 通草の実甘い果肉の覗きけり 泥亀  2 未貴・亜紀
444-06 娘十七トマトの茎の青さかな -
444-07 誰か消へ誰か生まるる流れ星 順之介 3 早香・クリトン・屯
444-08 肉はまだどつさりあるよバーベキュー -
444-09 流れ星男ワッパに賭けた夢 -
444-10 トマト食(タ)ぶ少年の日を遠く見て 3 クリトン・泥亀・亜紀
444-11 流星の尾のすべりたる山の色 -
444-12 何やらの肉をついばむ烏の子 順之介 1
444-13 甲板の風に吹かれて流れ星 亜紀 4 未貴・紫土・越冬こあら・こひつじ
444-14 肉野菜肉肉野菜生ビール こひつじ 2 順之介・中ちゃん
444-15 塩持ってトマト畑で遊びけり こひつじ 1 早香
444-16 あかあかとトマト実らせ守衛室 未貴 5 流・順之介・亜紀・越冬こあら・こひつじ
444-17 印肉の著き朱の色夏盛ん 亜紀 3 早香・クリトン・未貴
444-18 留まるか旅に出ようか流れ星 こひつじ 1 早香
444-19 流れ星願い呟く前に去る -
444-20 クロワッサンプレーンオムレツミニトマト 早香 4 流・順之介・中ちゃん・越冬こあら
444-21 傷口は鉄の味かな熟れ蕃茄 -
444-22 流星の降りてさざなみ立つは胸 未貴 2 早香・亜紀
444-23 故郷や庭のトマトを食う夕餉 5 未貴・中ちゃん・越冬こあら・こひつじ・屯
444-24 不揃いなトマト深夜の野菜室 越冬こあら  1 紫土
444-25 皮肉屋が一番に逝き秋の空 越冬こあら  3 流・クリトン・紫土
444-26 丸のままかぢりし冷やしトマトかな 中ちゃん 1 泥亀
444-27 流星や一夜仮寝の港町 5 流・順之介・泥亀・亜紀・越冬こあら
444-28 灼砂や筋肉自慢始まりぬ -
444-29 「流れ星!」指す間に過ぎし四十年 1 クリトン
444-30 静かなる朝のベランダミニトマト 泥亀  1 順之介
444-31 夕立やテリーヌ美味し皆揃う 1 泥亀
444-32 肉迫する試合終了秋に入る 早香 5 未貴・中ちゃん・紫土・こひつじ・屯
444-33 流星を教えんとして消えにけり -
444-34 鹿肉のランチメニューや夏帽子 -
444-35 湧くやうな肉声に果つ盆踊 未貴 3 泥亀・中ちゃん・こひつじ
444-36 流星のやうに落ちるはハヤブサか -
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