第 461 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成23年3月28日
兼題:なし

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No.  俳          句 作  者 選          者
461-01 蕾だったこと忘れない沈丁花 -
461-02 レリーフの昭和の時代あたたかし -
461-03 去年より色濃く長く咲け桜 早香 1 越冬こあら
461-04 粛々と過ごす今年の万愚節 越冬こあら  2 泥亀・こひつじ
461-05 花咲きぬ去年も今年も来年も こひつじ 1 紫土
461-06 停電の中の夕餉やおぼろ月 こひつじ 5 流・早香・泥亀・紫土・亜紀
461-07 トンネルをいくつ抜けても尽きぬ春 4 中ちゃん・早香・亜紀・越冬こあら
461-08 水路沿ひ水の満ちゐて花曇 中ちゃん 3 未貴・こひつじ・越冬こあら
461-09 春の地震(なゐ)地に産声の高らかと -
461-10 どの土地も三月の空星数多 -
461-11 口少な夫のうんちく青饅に -
461-12 月並みに毛並みが良くて仔猫なる -
461-13 たこやき屋やきそば屋あり花に酔ふ 中ちゃん 2 紫土・越冬こあら
461-14 水平線滲んでをりぬ春の海 -
461-15 多動児と呼ばれし吾子(あこ)や花疲れ 中ちゃん 1 こひつじ
461-16 慟哭てふ言葉の空し春の地震(なゐ) 泥亀  2 流・未貴
461-17 ずっしりと地産地消の春キャベツ -
461-18 畑ひとつ打ちて休憩ふたつかな 紫土 7 中ちゃん・流・早香・未貴・泥亀・こひつじ・亜紀
461-19 こうなると知っておったか初桜 越冬こあら  2 流・早香
461-20 寝返りを打てば春雨やや強し 紫土 2 中ちゃん・未貴
461-21 人相は御免あそばせ花粉症 未貴 1 中ちゃん
461-22 おトイレに行ってきますと入学子 こひつじ 4 中ちゃん・流・紫土・亜紀
461-23 夢を飼う老若男女四月馬鹿 -
461-24 平穏を感謝熊野の山桜 1越冬こあら
461-25 濁流の木霊でしょうか透かし百合 -
461-26 トンネルは春のお山の腹の中 5 早香・泥亀・こひつじ・紫土・亜紀
461-27 海あをく身をひそめたるさくら貝 亜紀 2 未貴・泥亀
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