第 463 回 Q L D 句 会 録


No.  俳          句 作  者 選          者
463-01 キャンパスに学生溢れ鳥帰る 甘納豆 1 越冬こあら
463-02 校門を出づれば田んぼ夕蛙 亜紀 5 流・泥亀・中ちゃん・こひつじ・紫土
463-03 春の野の果てに小さな小屋ひとつ -
463-04 花散って妙に静かな夜である 甘納豆 4 泥亀・越冬こあら・早香・亜紀
463-05 昭和の日葉桜見やる半世紀 -
463-06 萍や毛先は力残しけり -
463-07 声明の空から降って来る青田 泥亀 2 甘納豆・早香
463-08 バス停の地蔵まどろむ春の末 2 泥亀・甘納豆
463-09 北京語の噂話や鳥曇 越冬こあら  1
463-10 春昼の流れる雲を見て居たり 1 泥亀
463-11 町内の祭や造花配られて 中ちゃん 1 越冬こあら
463-12 男の子粽(ちまき)おひしくないといふ -
463-13 小数点以下捨てきれぬ飛花落花 亜紀 2 こひつじ・紫土
463-14 晩春や野末村てふ道しるべ 1 中ちゃん
463-15 姥石てふ石のありけり余花の雨 亜紀 3 中ちゃん・こひつじ・紫土
463-16 若葉してニレ科の木々の佇まい -
463-17 読み返したくなきメール春愁ひ こひつじ 2 流・泥亀
463-18 鴬ボール指にくつつく昭和の日 紫土 1 中ちゃん
463-19 ピカソ展出でて眩しき薄暑かな 泥亀 1 越冬こあら
463-20 鬱金香赤黄橙白緑 -
463-21 若過ぎし娘が宿しけりかもじ草 -
463-22 逝く春や正座の足の他人事 紫土 4 甘納豆・越冬こあら・早香・亜紀
463-23 ブラインド仰角にして春惜しむ 越冬こあら  5 流・甘納豆・早香・紫土・亜紀
463-24 晩春の卓袱台茶碗の下に箸 早香 1
463-25 骨という骨みな折れて四月尽 越冬こあら  3 こひつじ・紫土・亜紀
463-26 薫風や皿の絵描く息止めて 紫土 4 中ちゃん・甘納豆・こひつじ・亜紀
463-27 紫の茎もて植えし茄子の苗 中ちゃん 1 早香
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