第 465 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成23年5月29日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
465-01 入梅と告げるラジオや暮れる街 2 中ちゃん・早香
465-02 あきらめの色は青くて薄紫陽花 順之介 3 流・亜紀・こひつじ
465-03 万緑の孫のいのちや三糎 -
465-04 珈琲の香りポピー揺れる窓辺 早香 3 流・泥亀・順之介
465-05 生の鯖食ふよろこびの小倉かな -
465-06 仕舞ひまで手を繋ぎゐる夏帽子 亜紀 3 中ちゃん・こひつじ・紫土
465-07 放たれてとほくにゆけぬ蛍かな こひつじ 6 流・亜紀・未貴・順之介・早香・紫土
465-08 神様に祈るばかりの五月尽 -
465-09 梅雨空へ造花は派手を極めたり 未貴 3 流・中ちゃん・紫土
465-10 子燕や夜は寄り添ひ眼をつむり 順之介 1 早香
465-11 時刻む近江神宮落し文 -
465-12 枷とれて羽ばたきはじめたる金魚 亜紀 1 泥亀
465-13 若葉に触れて路面電車が迫ります 紫土 5 泥亀・亜紀・こひつじ・未貴・早香
465-14 風強き日のひなげしを思ひをり 亜紀 3 泥亀・未貴・順之介
465-15 夏めくや瓦職人声かはす 中ちゃん 2 未貴・早香
465-16 カッターの切れ味ためす麦の秋 未貴 2 亜紀・順之介
465-17 なにもかも中途半端で昼寝かな 紫土 2 亜紀・こひつじ
465-18 跡取りに嫁つこ来ねえ田草取 -
465-19 泉水を泡だてて降り走り梅雨 1 中ちゃん
465-20 田の脇の自販機の灯や蛙鳴く 3 こひつじ・未貴・紫土
465-21 奥さんと言はれて眩し新樹かな 順之介 1 中ちゃん
465-22 北ウィングサングラスして佳人です -
465-23 南風や同心円の避難地図 -
465-24 孑孑や我が物顔に浮き沈み -
465-25 訝しき手足で来たる守宮かな 未貴 2 泥亀・順之介
465-26 急須より尻にまはりし新茶かな -
465-27 雨蛙水無き田畑に声あげる 早香 2 流・紫土
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