第 469 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成23年7月24日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
469-01 炎昼に目玉は二つ無職なり -
469-02 蝉どもの大合唱や山の駅 -
469-03 片陰にごろ寝決め込む労働者 -
469-04 滴りやガス出てきたる八合目 -
469-05 友逝けり郭公啼く森深みどり -
469-06 桟橋に出店並びて島の夏 8 泥亀・順之介・亜紀・中ちゃん・こひつじ・紫土・越冬こあら・屯
469-07 うたた寝を行きつ戻りつ遠郭公 未貴 1 順之介
469-08 廃船の晒されきって夏の草 3 順之介・未貴・越冬こあら
469-09 櫓と櫂と漂うてをる天の川 亜紀 4 流・早香・紫土・屯
469-10 真夏日も風の吹く日も青い空 早香 2 流・泥亀
469-11 夏休み畔走る子や夕陽赤し -
469-12 水撒きのホース荒ぶる神宿す 紫土 1 中ちゃん
469-13 蟻の列右へ左へドアの前 -
469-14 大き蛾の光の中へ溶けゆけり 泥亀 1 未貴
469-15 明易し惨劇告げるハイビジョン -
469-16 陽炎に揺らぐ烏と我の影 早香 2 泥亀・未貴
469-17 朝涼や山影襞(ヒダ)を蒼くして 2 未貴・紫土
469-18 台風の思わせぶりで避けにけり -
469-19 太陽にとまどつてゐる蝸牛 泥亀 5 順之介・亜紀・早香・越冬こあら・屯
469-20 エコー機に探られてゐる昼寝かな 紫土 2 流・中ちゃん
469-21 足跡は渦巻模様蚊遣香 紫土 1 早香
469-22 吊るしたる南部風鈴まだ鳴らず 亜紀 4 未貴・中ちゃん・こひつじ・屯
469-23 少しだけ儲けた気分トマトもぐ 泥亀 5 流・順之介・早香・こひつじ・越冬こあら
469-24 宿題の邪魔いたしけり蝉時雨 こひつじ 1 泥亀
469-25 洗い髪高くまとめて美人の湯 順之介 4 中ちゃん・こひつじ・紫土・屯
469-26 涼風や江戸川を越へ下総へ 順之介 1 早香
469-27 麒麟河馬象虎パンダ犀暑し 越冬こあら  2 流・こひつじ
469-28 ゲーム機の電源切って天道虫 こひつじ 1 亜紀
469-29 肌脱ぎやひたひたたたく化粧水 -
469-30 半身のゆらりと傾ぐ花菖蒲 未貴 1 亜紀
469-31 月涼しラピスラズリの蒼深き -
469-32 汗と泥不発弾掘るヘルメット 中ちゃん 1 泥亀
469-33 信号を待つ間の魚臭油照り 未貴 3 亜紀・紫土・越冬こあら
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