第 471 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成23年8月21日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
471-01 濃緑の森より続く花野へと -
471-02 初めての婚家の里へ盂蘭盆会 -
471-03 マフィアではこんな持ち方水鉄砲 こひつじ 3 中ちゃん・紫土・越冬こあら
471-04 約束は耳に貼り付き秋の蝉 越冬こあら  3 早香・亜紀・こひつじ
471-05 汗みどろ押し入れにある探し物 こひつじ 1 甘納豆
471-06 星空を山影黒く切ってをり 3 中ちゃん・未貴・紫土
471-07 焼かれても眼の光る青秋刀魚 -
471-08 唐辛子からから納屋に乾きをり 亜紀 1 早香
471-09 昨日より一歩近づき秋に入る -
471-10 事務的な顔の案山子でありにけり 亜紀 5 流・甘納豆・こひつじ・紫土・越冬こあら
471-11 買ってから徒歩と気付いて大西瓜 こひつじ 2 流・越冬こあら
471-12 秋の陽や境内で聞く鐘の音 1 越冬こあら
471-13 秋暑し赤い紳士の赤信号 越冬こあら  1 泥亀
471-14 八月の道場を拭き庭を掃く 越冬こあら  4 中ちゃん・未貴・亜紀・こひつじ
471-15 干し物の中に混じれるてんと虫 亜紀 3 流・泥亀・未貴
471-16 ご先祖に汝(な)もなりたまふ墓参 -
471-17 秋の蝉こころがここにあらず聴く 未貴 2 早香・紫土
471-18 あれこれと燃やすものあり送り盆 紫土 2 中ちゃん・泥亀
471-19 厨中潮の香満ちる青秋刀魚 泥亀 1 早香
471-20 緑道の此方彼方に百日紅 甘納豆 1 泥亀
471-21 舞扇にて涼みたる師匠かな 甘納豆 2 中ちゃん・越冬こあら
471-22 ひぐらしの序曲終曲愛欲しき -
471-23 当てつけのやうに水掛け墓洗ふ 紫土 3 流・甘納豆・こひつじ
471-24 青さんま煙の中に揺らめいて -
471-25 新涼のバス停座るぬいぐるみ 早香 3 流・甘納豆・亜紀
471-26 朝顔の風や葉の影花の影 -
471-27 玉砂利が吸い込む秋の日差しかな 6 甘納豆・泥亀・未貴・亜紀・こひつじ・紫土
471-28 秋蝉のコクリコ坂を想ひけり -
471-29 病葉や聴き洩らしたる音いくつ -
471-30 ひぐらしや夕餉の支度一村で 中ちゃん 3 早香・未貴・亜紀
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