第 495 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成24年7月22日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
495-01 懐かしき夜の路地裏金魚掬ひ -
495-02 ジゴロかもしれぬ焼酎煽りけり -
495-03 どこまでも行ける気がする夏休み 順之介 4 早香・泥亀・屯・こひつじ
495-04 ちらし寿司みんなで囲む誕生日 中ちゃん 1 順之介
495-05 街路樹の日毎増す影夏に入る 2 中ちゃん・泥亀
495-06 雷鳴に待ったをかけて取り込んで 早香 2 中ちゃん・屯
495-07 予定表そろそろ埋まり夏休み -
495-08 不燃物として捨てられ金魚玉 中ちゃん 1 越冬こあら
495-09 企みの暴かれてゆく籐寝椅子 亜紀 4 順之介・五穀米・未貴・こひつじ
495-10 順当に取られよ今年の夏見舞 五穀米 1 早香
495-11 あちこちで騒動起こし梅雨明ける こひつじ 1 五穀米
495-12 短冊や七夕笹のてっぺんに -
495-13 田水沸く駅舎に手書きの時刻表 6 中ちゃん・流・順之介・五穀米・泥亀・こひつじ
495-14 花火果つみなとに船の灯を戻し 未貴 5 流・早香・亜紀・泥亀・屯
495-15 夜店の灯あしたのためにジャズ流す 泥亀 1 五穀米
495-16 大西日御免遊ばせ喫煙所 越冬こあら 1 早香
495-17 暑気あたり黒きスーツの群れにゐて 順之介 1 亜紀
495-18 震災も原発もあり蝉の声 -
495-19 終章へひといき入れる新茶かな 未貴 5 流・亜紀・屯・こひつじ・越冬こあら
495-20 一村を囲みて光る青田かな 4 順之介・亜紀・泥亀・未貴
495-21 下町の深きふところ夏燕 未貴 3 流・亜紀・越冬こあら
495-22 梅雨明けの駅前広場薄日差す 2 中ちゃん・未貴
495-23 鼻当ててひんやり甘きバナナの香 -
495-24 片陰を拾いて猫も回り道 5 五穀米・屯・未貴・こひつじ・越冬こあら
495-25 黄金虫白磁に落ちてあを向けに 中ちゃん 2 流・順之介
495-26 梅雨明けや駅の数だけ顔見知り 越冬こあら 1 早香
495-27 高階に住まふともし火夜の秋 亜紀 1 中ちゃん
495-28 撫子の風の広さに賽の河原 -
495-29 日盛りに些細なことが気に掛かる 越冬こあら 1 未貴
495-30 フロイトの解く闇知るや夏休み 五穀米 1 越冬こあら
495-31 父姉の眠る冷たき墓参り -
495-32 満ちてゆく我が水位まで夏日向 -
495-33 そぞろ歩く浴衣の背に貝の口 -
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