第 496 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成24年8月5日
兼題:「草市」、「中元」、「駅」 ※「駅」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
496-01 かの人は行つてしまひぬ駅暑し 中ちゃん 3 流・甘納豆・越冬こあら
496-02 草市の裸電球灯りをり 亜紀 1
496-03 草市で夏の初めを振り返る 1 早香
496-04 駅裏のとろろあふひや遅刻癖 -
496-05 秋暑し化粧をなほす駅の陰 順之介 1
496-06 ふるさとの漁師訛りや盆の市 順之介 3 泥亀・五穀米・屯
496-07 震災の男の会話草の市 泥亀 2 中ちゃん・順之介
496-08 いと軽き中元提げて里帰り -
496-09 盆見舞後部座席に寝落ちたる -
496-10 妹の五十回忌ぞ草市へ -
496-11 中元の届く郷里の新聞と 泥亀 3 未貴・順之介・亜紀
496-12 洋菓子が肴に変はるお中元 五穀米 1 甘納豆
496-13 お中元置いてペツトの話など 中ちゃん 1 越冬こあら
496-14 改札に兄が待ってる帰省かな こひつじ 4 流・泥亀・五穀米・亜紀
496-15 草の市奉納太鼓のどどんどん こひつじ 1 五穀米
496-16 中元の礼状を書くインク痕 -
496-17 中元は最後にすると友の文 1 早香
496-18 草市の紫指定席を持つ -
496-19 駅前に人吸い寄せる噴水 -
496-20 風呂敷をゆるく結びてお中元 こひつじ 4 早香・流・越冬こあら・泥亀
496-21 草市の灯りは果てて一息に 早香 1 甘納豆
496-22 炎昼の駅前広場人気(ヒトケ)なし 1 未貴
496-23 駅員に蓮咲く池を訊ねけり 五穀米 7 中ちゃん・甘納豆・未貴・順之介・こひつじ・屯・亜紀
496-24 草市の日取り問はれて掛暦 甘納豆 1 越冬こあら
496-25 恒例と行き交う仲にお中元 -
496-26 せつかちな性分でせうお中元 -
496-27 梨狩の果ては暗がり無人駅 泥亀 1 こひつじ
496-28 背後より屋号で呼ばれ草の市 未貴 7 早香・中ちゃん・順之介・泥亀・五穀米・屯・亜紀
496-29 ほそ長きばかり購ふ草の市 越冬こあら 4 中ちゃん・甘納豆・未貴・こひつじ
496-30 コンビニの増えて消えにし草の市 -
496-31 秋めいて駅舎の屋根はへの字なり 越冬こあら 4 早香・未貴・こひつじ・亜紀
496-32 独り身の部長に贈るお中元 甘納豆 3 中ちゃん・順之介・こひつじ
496-33 節電の残業に耐え冷奴 甘納豆 2 流・越冬こあら
496-34 今年又たぷたぷ届く御中元 -
496-35 海見ゆる駅の小さし花カンナ 亜紀 2 五穀米・屯
496-36 りんどうの花びら青し山の駅 1 泥亀
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