第 497 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成24年8月19日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
497-01 切通し抜ければ暑き相模かな 甘納豆 1 順之介
497-02 生牡蠣にレモンたらして白ワイン 中ちゃん 1 越冬こあら
497-03 ジオラマの街に住みたし夏の果て 甘納豆 4 早香・五穀米・越冬こあら・亜紀
497-04 ひぐらしの独奏(ソロ)に聴き入る夜明け前 -
497-05 枝豆を食らえば赤き夕陽かな 2 屯・越冬こあら
497-06 縷紅草日ごとの生を謳ひをり 五穀米 1 こひつじ
497-07 青梨や川へ落ちれば川のもの 順之介 5 甘納豆・早香・泥亀・五穀米・亜紀
497-08 またひとつ病名学ぶ秋の夜 越冬こあら 6 甘納豆・流・中ちゃん・五穀米・屯・亜紀
497-09 朝顔の青を咲かせし一年生 順之介 2 五穀米・亜紀
497-10 幽霊につい誘はれて夜の街 五穀米 1 泥亀
497-11 いわし雲その上を行く飛行雲 -
497-12 新作も伝統もよし揚花火 -
497-13 残暑かなババロア耐えがたき甘さ 五穀米 1 中ちゃん
497-14 石仏の一円硬貨秋の風 泥亀 2 流・順之介
497-15 女郎花さらに逸話をふくらます 泥亀 2 早香・こひつじ
497-16 秋風や湖岸の小屋の鎖錠 4 中ちゃん・泥亀・こひつじ・屯
497-17 秋涼し小児同伴バス旅行 越冬こあら 1 こひつじ
497-18 朝焼けの空掃く雲に秋の風 早香 1
497-19 高原の秋に残れる池と木々 -
497-20 昼過ぎて脳天にミンミンの声 -
497-21 つくつくし傍観者にはなりきれず 亜紀 2 泥亀・五穀米
497-22 衰への母の背中や鳳仙花 -
497-23 涼風に丸まってみる少しだけ -
497-24 辞さんとす恩師の宅の秋簾 1 こひつじ
497-25 秋扇忘れて帰る歯科医院 亜紀 2 甘納豆・越冬こあら
497-26 良いニュース悪いニュースの順に秋 -
497-27 築地から佃島へと秋立ちぬ 亜紀 2 早香・越冬こあら
497-28 撫子や石の河原を明るくす -
497-29 風鈴の舌の加減を直しけり こひつじ 3 甘納豆・中ちゃん・屯
497-30 教会の鐘夕焼けを揺らしけり 4 早香・順之介・泥亀・亜紀
497-31 みはるかす一湾光り雲の峰 2 流・順之介
497-32 娘らの忍び笑ふや夕涼み 甘納豆 3 中ちゃん・順之介・屯
497-33 黄金の夕凪揺らす出船かな 2 甘納豆・流
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