第 501 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成24年10月14日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
501-01 いろは坂曲ればそこにまた紅葉 1 五穀米
501-02 秋茜屋上無料遊園地 -
501-03 冬支度まず馬喰町問屋街 五穀米 5 流・順之介・中ちゃん・こひつじ・屯
501-04 新米や手の甲で見る水加減 こひつじ 3 順之介・中ちゃん・屯
501-05 植木職高みにをりて松手入 -
501-06 黒葡萄若きし頃の肌の張り -
501-07 みんなしてイルカを覗く秋うらら 順之介 2 甘納豆・亜紀
501-08 爽やかやテニスコートの陰日向 -
501-09 秋惜しみ空気清浄機に薄荷 -
501-10 稲妻の豊かなる夜の鼓かな -
501-11 ダルタニアンの名を持つ犬や猫じやらし -
501-12 秋ノ風彼ノ世此ノ世ハ裏表 越冬こあら 4 流・順之介・亜紀・五穀米
501-13 望郷は父母ありてこそ秋の暮れ 2 中ちゃん・こひつじ
501-14 鵙高音素つぴんでゆくウォーキング -
501-15 ひとり旅つめたき夜具の花絵柄 4 甘納豆・中ちゃん・亜紀・こひつじ
501-16 栗飯の残りの昼餉雨催い 1 越冬こあら
501-17 幹蹴れば届かぬ柿の落ちにけり -
501-18 晩秋の霊安室の禿げ頭 越冬こあら 2 流・泥亀
501-19 瓦屋根洗濯鋏芒の穂 早香 3 甘納豆・順之介・亜紀
501-20 図書館の裏の表具屋秋深し 甘納豆 3 早香・亜紀・泥亀
501-21 親子連れ犬連れもゐて秋祭 -
501-22 秋雨や頭冷やすに丁度よく -
501-23 時雨忌や芭翁乗せたきはやてかな 2 早香・泥亀
501-24 十月の電柱に貼る喪の知らせ 越冬こあら 3 流・泥亀・屯
501-25 天高く上田駅前六文銭 甘納豆 3 順之介・越冬こあら・屯
501-26 露草や記憶の母は左利き 泥亀 3 中ちゃん・越冬こあら・屯
501-27 グレゴリオ聖歌月夜の高速道 亜紀 3 早香・甘納豆・五穀米
501-28 蹠(アウラ)より季の移り知る今朝の秋 2 早香・こひつじ
501-29 丸い月一口欠けた団子餅 早香 4 流・五穀米・こひつじ・越冬こあら
501-30 運ばれる地球の上でそぞろ寒 五穀米 2 早香・甘納豆
501-31 秋深き用水すでに涸れてをり 中ちゃん 1 越冬こあら
501-32 笑む人も寡黙な人もゐて夜長 亜紀 2 五穀米・泥亀
501-33 ぶん投げる白粉花の落下傘 -
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