第 504 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成24年11月25日
兼題:「新嘗祭」、「蕎麦刈」、「嘘」 ※「嘘」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
504-01 蕎麦刈りのエンジン音をひねもす聞く 1 亜紀
504-02 街角に佇む虚無僧うそ寒き -
504-03 新嘗祭感謝満腹腕枕 -
504-04 きざはしをゆつくり上る新嘗祭 -
504-05 蕎麦刈の上着お揃い家紋入り -
504-06 白障子居留守も嘘の一つかな 未貴 5 泥亀・こひつじ・早香・屯・亜紀
504-07 蕎麦刈りや里のもてなし小夜ふけて 順之介 1 早香
504-08 蕎麦を刈る音に暮れゆく信州路 未貴 7 流・順之介・泥亀・中ちゃん・こひつじ・屯・亜紀
504-09 引き止めて雪降り初(そ)むと嘘をつき -
504-10 嘘の無い男定年十二月 越冬こあら 4 流・順之介・未貴・屯
504-11 蕎麦刈つて週末だけの -
504-12 小春日は神の善意の嘘日和 2 順之介・こひつじ
504-13 蕎麦の穂を噛んで乾きを確かめる -
504-14 嘘泣きにだまされてゐる十二月 順之介 5 越冬こあら・泥亀・こひつじ・未貴・早香
504-15 新嘗祭この伝統を遺さねば -
504-16 トロフィーの色はぎんいろ新嘗祭 亜紀 2 越冬こあら・中ちゃん
504-17 新嘗祭祝詞(のりと)に黙す村長ら 中ちゃん 2 流・屯
504-18 新嘗祭母子相伝の餅を搗く -
504-19 蕎麦刈の機械が憎いわけじゃない 越冬こあら 1 早香
504-20 民宿のメニューたるべく蕎麦刈られ -
504-21 蕎麦を刈るトラクターの先海が見え 4 流・泥亀・中ちゃん・未貴
504-22 蕎麦刈や互い違いの茎揃へ こひつじ 3 泥亀・未貴・亜紀
504-23 空き腹にひびく鳴り物新嘗祭 順之介 1 越冬こあら
504-24 あの人の欠礼葉書嘘真 -
504-25 新嘗祭今は勤労感謝の日 -
504-26 おでん酒昔話を盛りながら こひつじ 2 越冬こあら・中ちゃん
504-27 新嘗祭土鍋で炊いたご飯盛る 早香 2 未貴・亜紀
504-28 短日の嘘のやうなる日暮かな 亜紀 5 流・順之介・中ちゃん・こひつじ・早香
504-29 朱袴や新嘗祭の朝の風 2 順之介・屯
504-30 玉子酒湖国の母は嘘つかぬ 泥亀 1 越冬こあら
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