第 505 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成24年12月9日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
505-01 どぶ板のかたんと跳ねて小春空 亜紀 3 越冬こあら・屯・未貴
505-02 冬銀河風を呼び込む地蔵たち 泥亀 1
505-03 雨となるふるさと祭り石蕗の花 未貴 2 こひつじ・亜紀
505-04 突き詰めて考ふる癖冬オリオン 亜紀 2 流・屯
505-05 寒凪やヒューマンという事故要素 越冬こあら 2 早香・泥亀
505-06 寒風やホームに遅延アナウンス こひつじ 4 越冬こあら・泥亀・屯・未貴
505-07 夜半覚めて吹雪の果てを聞きゐたり 1
505-08 赤緑金色の街十二月 早香 1 中ちゃん
505-09 着ぶくれて客を呼び込む魚市場 1 越冬こあら
505-10 女来て茶の花垣の華やげり 泥亀 2 中ちゃん・亜紀
505-11 着ぶくれが携帯いじる山手線 中ちゃん 3 流・こひつじ・泥亀
505-12 裏町に牡蠣フライ売る定食屋 中ちゃん 2 泥亀・屯
505-13 数枚を纏めて捲り年の暮 -
505-14 天井に黒点ひとつ冬の蠅 中ちゃん 1 こひつじ
505-15 病院の駐輪場や雪催 2 越冬こあら・早香
505-16 山眠る故郷離れて十二年 1 亜紀
505-17 単線の軌道のきしみ枯野行く 4 流・こひつじ・泥亀・未貴
505-18 炬燵寝やこのままにして五分だけ こひつじ 3 中ちゃん・早香・亜紀
505-19 冬の宵弛めて気付く和の疲れ 越冬こあら 1 中ちゃん
505-20 浜千鳥海の光に濡れ染むる -
505-21 マフラーは二本並んでお留守番 -
505-22 熱燗や声がだんだん大となり -
505-23 十二月犬は不細工押し通す 未貴 1 越冬こあら
505-24 毛糸編む耳に残れる母の声 -
505-25 月島へ渡る橋あり冬夕焼 亜紀 4 中ちゃん・こひつじ・早香・未貴
505-26 歌謡祭同じ意味合い年末と -
505-27 冬田道散歩の犬の影長し 4 早香・屯・亜紀・未貴
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