第 512 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成25年3月17日
兼題:「春炬燵」、「鳥帰る」、「古」 ※「古」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
512-01 鳥帰る尖れる街を置き去りに 亜紀 2 順之介・越冬こあら
512-02 古の東巴の文字の花便り -
512-03 古衣着せて存分野の遊び -
512-04 鳥帰る干潟の風になほ高く 順之介 2 未貴・亜紀
512-05 ほろにがのあんかけどんぶり春炬燵 順之介 4 泥亀・流・越冬こあら・早香
512-06 古時計「粗」の紙揺らす春の風 -
512-07 同じ時見るは其々鳥帰る -
512-08 臨休やプラグ抜けたる春炬燵 3 中ちゃん・こひつじ・越冬こあら
512-09 江ノ電の古き車両や涅槃西風 順之介 3 流・未貴・早香
512-10 アンモナイトに春陽古今烏丸 -
512-11 春炬燵記念写真とのど飴と 亜紀 2 泥亀・順之介
512-12 雑踏の絶へざる街や鳥雲に 中ちゃん 1 泥亀
512-13 厠にも小さな窓や鳥帰る こひつじ 1 亜紀
512-14 やりかけの二つ三つ載せ春炬燵 未貴 3 中ちゃん・流・こひつじ
512-15 伝来の作法としての春炬燵 -
512-16 採用の封筒厚し春炬燵 こひつじ 1 亜紀
512-17 春炬燵幼き甥とケーキ食ぶ -
512-18 旅籠屋の仮名看板や鳥帰る 越冬こあら 4 泥亀・中ちゃん・順之介・未貴
512-19 春宵の地下街をゆく名古屋帯 亜紀 4 泥亀・順之介・こひつじ・越冬こあら
512-20 鹿の目に焼き付いてゐる古都の春 泥亀 3 流・未貴・越冬こあら
512-21 卒業期アルバム古く持ち重り -
512-22 鳥帰る最上階のワインバー 泥亀 6 中ちゃん・順之介・流・こひつじ・早香・亜紀
512-23 春炬燵午睡と昼寝の違い等 -
512-24 鳥帰るスーパーカブは十年め 4 中ちゃん・こひつじ・早香・亜紀
512-25 目刺焼く古き上着の擦れし肘 -
512-26 根つからの方向音痴鳥帰る 未貴 1 早香
512-27 春炬燵となりの猫の太りけり 泥亀 1 未貴
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