第 513 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成25年3月31日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
513-01 暮遅き街へ退社の群れ吐かれ 中ちゃん 1
513-02 鶯の声一山に満ちる昼 1 早香
513-03 留守電に猫の恋まで残される 早香 2 中ちゃん・こひつじ
513-04 花冷えのビニールシート畳みけり こひつじ 2 五穀米・屯
513-05 流氷や岬に一等三角点 3 中ちゃん・五穀米・早香
513-06 エイプリル・フールの朝の抜け毛かな 越冬こあら 1
513-07 初蝶や生きてくと言ふ贈物 -
513-08 砥ぎ方は爺々に習ひし春の水 順之介 1
513-09 叉焼と決め春光の坂下る 越冬こあら 2 流・亜紀
513-10 髪を切り男ことばの桜人 -
513-11 野遊びや十字架弾む少女A -
513-12 朧夜を往復したる書簡かな 亜紀 4 泥亀・未貴・越冬こあら・早香
513-13 白犬のランウェイをゆく春の宵 -
513-14 ぶらんこのたちのりきんしつまんない -
513-15 春ぷうが堂に入りくる午前四時 -
513-16 三月尽故郷去る日も日に近し -
513-17 春塵と好きと嫌いを振り分ける 早香 1 五穀米
513-18 花ミモザ昭和のやうに着飾りて 五穀米 3 順之介・越冬こあら・早香
513-19 三歩ほど離れて歩く桜冷え 順之介 3 未貴・越冬こあら・こひつじ
513-20 街に出ることに憧れ芹青し 五穀米 3 泥亀・未貴・越冬こあら
513-21 貼り紙の敬語読点三月尽 -
513-22 瓦家の庭覆ふほど桜かな こひつじ 1
513-23 啓蟄や地図に赤丸ついてゐる 亜紀 4 泥亀・未貴・屯・こひつじ
513-24 ふらここを風に残して帰りけり 6 泥亀・中ちゃん・五穀米・亜紀・順之介・こひつじ
513-25 寂しかり桜の写真はみな宴 五穀米 1 中ちゃん
513-26 リクルートスーツ真さらに入社式 -
513-27 喪が明けて姉妹相ひ寄り桜餅 中ちゃん 4 流・亜紀・早香・屯
513-28 一面に花菜のエール旅はじめ 未貴 2 泥亀・順之介
513-29 川端に花の絨毯バイク便 早香 4 五穀米・亜紀・未貴・こひつじ
513-30 参道のだんご買ひ食ひ花衣 -
513-31 立ち鏡母の形見の花衣 2 順之介・越冬こあら
513-32 うち連れて川へなだるる夕櫻 未貴 4 中ちゃん・亜紀・順之介・屯
513-33 鳥帰る未練の湖を後にして -
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