第 515 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成25年4月28日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
515-01 うぐひすや渡り廊下の人気なき -
515-02 花疲れ鏡の中に吾幾つ 亜紀 4 五穀米・こひつじ・未貴・屯
515-03 静穏な日々よ牛乳瓶の薔薇 五穀米 4 順之介・流・越冬こあら・早香
515-04 スパイスの瓶並ぶ棚風光る 早香 1 亜紀
515-05 パレットに原色並ぶ今日立夏 1
515-06 バス停は花大根に囲まれて 6 中ちゃん・こひつじ・順之介・越冬こあら・早香・屯
515-07 芹載せる前掛の背な縦結び 早香 1 越冬こあら
515-08 うす青の小瓶伏見の春の酒 順之介 1 中ちゃん
515-09 たそがれの光横切る蝶の白 2 順之介・未貴
515-10 垂れ下がる幟に雨意のただよへる 中ちゃん 1
515-11 春惜しむ第二役員会議室 -
515-12 矢車や垣越しに見へ洗ひ物 -
515-13 岩塩をミルしてちょっぴり聖五月 -
515-14 真実の色のきらめくライラック 泥亀  1 亜紀
515-15 母の日や切手送って甘へけり -
515-16 金網も裏も表も躑躅躑躅 越冬こあら 2 五穀米・こひつじ
515-17 葉桜や帯には帯のたたみ方 こひつじ 3 未貴・越冬こあら・亜紀
515-18 行く春や名もなき石にワンカップ 泥亀  3 中ちゃん・こひつじ・順之介
515-19 更衣過去は一瞬よぎるだけ 五穀米 4 泥亀・こひつじ・早香・屯
515-20 観覧車より鯉のぼり目高ほど -
515-21 春灯のもれる交番人気無し 1
515-22 風車かぜに預ける河原かな -
515-23 葱畑ポツンと残る駅の裏 1 泥亀
515-24 曇天の沈思黙考花水木 早香 2 五穀米・亜紀
515-25 菜の花や岬をフェリーの航く時刻 未貴 2 泥亀・早香
515-26 走り根を踏みし感触亀の鳴く -
515-27 捲くりたる腕の白さよ春の風 こひつじ 4 五穀米・中ちゃん・順之介・屯
515-28 ヴェネチアングラス春光溜めて黙 未貴 2 五穀米・亜紀
515-29 逃げ水の道の先には無人駅 3 泥亀・早香・屯
515-30 ゆふぐれの茶の花畑縫うてゆく 亜紀 3 泥亀・未貴・流
515-31 黒縁にマスク小脇に春大根 -
515-32 髪型を褒められ春の渚にて 順之介 1 中ちゃん
515-33 失せ物を気にして日がな花曇 順之介 2 未貴・越冬こあら
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