第 516 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成25年5月12日
兼題:「初夏」、「筍(筍飯)」、「囲」 ※「囲」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
516-01 初夏の足指でするグーチョキパー こひつじ 2 越冬こあら・亜紀
516-02 五月晴みなとは丘を包囲して -
516-03 集まって筍飯を頂く夜 越冬こあら 1 中ちゃん
516-04 ご帰還の筍飯の箸すすむ -
516-05 推し馬を赤で囲みて生麦酒 順之介 5 中ちゃん・未貴・こひつじ・亜紀・早香
516-06 初夏や妻のカーテンレールの音 越冬こあら 2 順之介・こひつじ
516-07 筍飯食べて次男は帰り行き -
516-08 初産(ういざん)や祝ひのビール届く初夏 中ちゃん 1
516-09 筍掘りや地の胎動の音を聴く -
516-10 新緑に囲まれラッパ吹く少年 中ちゃん 3 泥亀・順之介・亜紀
516-11 筍を茹でる大きな深き鍋 未貴 1
516-12 首都の夏活断層の包囲網 泥亀 3 こひつじ・越冬こあら・亜紀
516-13 もてなしの筍づくしでありにけり こひつじ 1 泥亀
516-14 初夏やギター上達してゐるらし 順之介 3 越冬こあら・亜紀・流
516-15 脚弱き母いざなへば山河初夏 未貴 2 中ちゃん・順之介
516-16 初夏の弧を描きたる岬かな 亜紀 4 泥亀・中ちゃん・順之介・早香
516-17 方言の飛び交ふ初夏の皿鉢かな 泥亀 1
516-18 七人の敵に囲まれ夏の朝 -
516-19 包囲網あつさり抜けて来し子猫 亜紀 1 泥亀
516-20 新緑の木々に囲まれ猫欠伸 早香 1 未貴
516-21 ひとり笑む筍飯の歯ざはりに 順之介 2 未貴・早香
516-22 歓迎のあかしに筍飯を炊く 中ちゃん 2 こひつじ・越冬こあら
516-23 初夏の風を受け取り開く扉 -
516-24 囀りやかごめかごめに囲まれて こひつじ 3 未貴・順之介・早香
516-25 海囲む岬の宿に波の音 1 泥亀
516-26 皮の嵩期待に比例筍飯 早香 1
516-27 海側の座席に座る初夏の旅 5 中ちゃん・未貴・こひつじ・越冬こあら・早香
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