第 531 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成25年12月8日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
531-01 目つむりてチェロ弾く奏者年の果 亜紀 2 流・中ちゃん
531-02 着ぶくれの囲んでゐたる時刻表 亜紀 1 越冬こあら
531-03 隣人は引越し石蕗の花いまだ 未貴 3 中ちゃん・亜紀・こひつじ
531-04 風邪の夜のオブラートこそ母の味 中ちゃん 3 未貴・亜紀・こひつじ
531-05 風邪の身に常より重きマグカップ 未貴 4 中ちゃん・越冬こあら・早香・こひつじ
531-06 子宝を願ふ参道銀杏降る こひつじ 1 中ちゃん
531-07 何かしらカタカタと鳴る冬の朝 越冬こあら 1 早香
531-08 毛糸編む去年の服のつんつるてん -
531-09 降誕祭世事など知らぬ顔をして -
531-10 飲食(おんじき)に挑みかかれる寒鴉 泥亀 2 中ちゃん・未貴
531-11 ドア押せばジャズが噴き出す聖夜かな 中ちゃん 3 泥亀・亜紀・こひつじ
531-12 年賀状リストに鬼籍と書き入れる -
531-13 はらからの繋がりに謝し冬林檎 未貴 1 泥亀
531-14 夕暮れて裸木の先星一つ 早香 4 流・越冬こあら・未貴・こひつじ
531-15 豊胸の土偶の目玉石蕗の花 泥亀 1 未貴
531-16 師走という壁を削って日を暮らす 早香 1 泥亀
531-17 半島を下りてふいに雪消ゆる 中ちゃん 2 流・未貴
531-18 凩と雨戸奏でる子守歌 -
531-19 不可解に理不尽にもう十二月 越冬こあら 3 流・泥亀・早香
531-20 凍雲や金にならぬが人の道 -
531-21 きざはしを螺旋に上りクリスマス 亜紀 3 流・越冬こあら・早香
531-22 凩や行きて帰らぬ影法師 泥亀 2 早香・亜紀
531-23 寄鍋が歌うポルカの金曜日 3 泥亀・越冬こあら・亜紀
531-24 水っ洟鼻の付近の化粧落つ -
[本サイトのテキスト・画像等の無断複製使用は禁止]