第 533 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成26年1月5日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
533-01 晒すもの全て晒して冬木立 越冬こあら 2 こひつじ・亜紀
533-02 囚はれの鷲が気高く見るかなた -
533-03 初詣二年つづけて凶を引く こひつじ 2 早香・流
533-04 掃除機の音の高らかけふ四日 亜紀 3 中ちゃん・泥亀・越冬こあら
533-05 「かぶつ」てふ島の蜜柑を含む飴 -
533-06 一文字にこだはり解けず夜番の柝 -
533-07 縁遠い人と近づく年賀状 早香 2 泥亀・未貴
533-08 見上げたる灯台白し大旦 亜紀 1 中ちゃん
533-09 初買ひの旅に忘れし化粧水 こひつじ 2 クリトン・亜紀
533-10 若水を汲む曠野の素浪人 泥亀 1 早香
533-11 泡立たぬコーラ飲みをり今日四日 4 こひつじ・亜紀・未貴・越冬こあら
533-12 猫二匹うずくまりをり冬薔薇 クリトン 3 泥亀・亜紀・越冬こあら
533-13 もろもろの呪縛をまとひ風邪の床 未貴 2 クリトン・越冬こあら
533-14 手袋を外し高速バスの客 未貴 3 中ちゃん・早香・越冬こあら
533-15 ひとり行く枯野に夕陽呼ぶ男 -
533-16 空と海墨色の中冬の雷 早香 2 泥亀・流
533-17 正月の四日の空は雲厚し 2 亜紀・未貴
533-18 横の妻うたた寝しをり大晦日 -
533-19 三世代息ととへて福沸 泥亀 2 中ちゃん・クリトン
533-20 何時までも焼く手拙く雑煮餅 早香 3 こひつじ・クリトン・未貴
533-21 御慶申し上げて加わるドッグラン 越冬こあら 2 中ちゃん・こひつじ
533-22 爺宅に三代寄りて初笑ひ 中ちゃん 2 クリトン・未貴
533-23 順番に雑煮の餅の数を聞く 越冬こあら 2 早香・流
533-24 噛み這はぬ重い話や冬の月 クリトン 1 こひつじ
533-25 岩清水落つ一滴に淑気かな こひつじ 1
533-26 暗闇の雪舞ひ踊る初比叡 泥亀 1
533-27 猫もややしらけ顔なる四日かな 2 泥亀・早香
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