第 534 回 Q L D 句 会 録


No.  俳          句 作  者 選          者
534-01 泡ぷちとひとつ弾けて寒の水 亜紀 1
534-02 犬連れて歩くあるくよ冬の草 亜紀 2 五穀米・未貴
534-03 三寒の四温日本の細りゆく -
534-04 小さくとも冬草の葉の深緑 中ちゃん 1
534-05 窓際に猫のまどろむ四温かな 2 越冬こあら・流
534-06 蜆買ふ泡吹く鍋の味噌加減 3 中ちゃん・こひつじ・越冬こあら
534-07 片づけのゆるゆる三寒四温かな 亜紀 3 越冬こあら・五穀米・早香
534-08 冬の草こゑを殺して泣きにけり こひつじ 1
534-09 冬の草残りし者の慎ましく -
534-10 次の手は三寒四温の好カード 五穀米 1 泥亀
534-11 線香の匂ひかすかに冬の草 未貴 3 越冬こあら・亜紀・早香
534-12 どこからか泡流れ来る冬の川 泥亀 3 泥亀・未貴・屯
534-13 のっぺ汁あぶく掬って詩にならず 五穀米 1 亜紀
534-14 身じたくの四温にほどけたる巷 中ちゃん 1 泥亀
534-15 山門に入るより浄土春の草 -
534-16 踏み石のきわの小花や冬の草 3 中ちゃん・屯・早香
534-17 冬草に靴底厚き自衛官 越冬こあら 4 五穀米・未貴・屯・流
534-18 シンという音聞こえそう冬の草 早香 1 泥亀
534-19 賞罰欄空きて三寒四温かな 越冬こあら 3 中ちゃん・未貴・亜紀
534-20 泡立て器大小揃え春を待つ 早香 1 越冬こあら
534-21 友の葬終えて辿るは冬の草 2 こひつじ・亜紀
534-22 雪もよひ廻りはじめる泡立て器 未貴 6 泥亀・こひつじ・五穀米・亜紀・屯・早香
534-23 三寒に四温続きて空青し 1 五穀米
534-24 お出かけのキッス三寒四温かな -
534-25 薄氷に閉じ込められし泡ひとつ -
534-26 千切れ飛ぶ荒磯泡や寒の風 3 中ちゃん・未貴・屯
534-27 寒の水もて皿の泡流しけり 中ちゃん 2 こひつじ・早香
534-28 痩せ我慢後少し三寒四温 -
534-29 風呂吹やバブル崩壊ふた昔 越冬こあら 2 中ちゃん・こひつじ
534-30 骨密度案じ三寒四温過ぐ -
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