第 535 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成26年2月2日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
535-01 水面蹴る鯉のジャンプや冴返る 泥亀 1
535-02 蝋梅は花に過ぎずと匂ひたり -
535-03 うまいよと大根音たて切られけり こひつじ 1
535-04 歴女でも鉄子でもなし小正月 未貴 6 五穀米・こひつじ・中ちゃん・越冬こあら・早香・亜紀
535-05 野仏の前掛け替わる春隣り 3 越冬こあら・早香・未貴
535-06 俎板の音の耳打ち水温む -
535-07 警報機一月晦日ジジと鳴る -
535-08 スキップの足は上がらず二月入る 早香 1 こひつじ
535-09 胃袋も財布も寂し雪催 -
535-10 春隣カフェにて習ふ英会話 亜紀 4 五穀米・泥亀・こひつじ・中ちゃん
535-11 立春やまず野菜から食べなさい こひつじ 2 泥亀・亜紀
535-12 故郷の弦の響きを聴く寒夜 -
535-13 青空に刺さりて消える揚雲雀 泥亀 1 五穀米
535-14 船べりに半身乗り出し海苔を掻く -
535-15 流感の子のまなうらを駆くるもの 中ちゃん 5 泥亀・越冬こあら・亜紀・未貴・流
535-16 山の端に白雲かかり冬終わる 3 越冬こあら・早香・未貴
535-17 星々のお喋り弾む春隣り -
535-18 百年後嫌うは何か鬼やらい -
535-19 ふきのたう式の日取りを決めにけり こひつじ 2 亜紀・流
535-20 曇天の校庭に蛇穴を出づ 中ちゃん 2 早香・流
535-21 皸の家族思いの薬指 越冬こあら 1 中ちゃん
535-22 三猿の形ほどけて冬終る 亜紀 2 五穀米・未貴
535-23 雪を来て雪の匂ひの三和土かな 亜紀 4 こひつじ・中ちゃん・越冬こあら・未貴
535-24 ズームインしても二月の木立かな 五穀米 2 泥亀・中ちゃん
535-25 百キロの烏賊の揚がりし寒日和 未貴 1 亜紀
535-26 妻入りの神社奥宮春立ちぬ -
535-27 身構へにどこか隙あり鬼やらひ 未貴 4 五穀米・泥亀・こひつじ・早香
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