第 559 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成27年1月4日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
559-01 元日の子ら駆け回る夕間暮れ 1 クリトン
559-02 獅子頭シャッターチャンスにかぶり付く 未貴 1 泥亀
559-03 招かれて手付のとんぼ角兵衞獅子 -
559-04 喘ぎつつ百磴上る初詣 クリトン 2 泥亀・亜紀
559-05 あかつきの冷気へ登り列車発つ 中ちゃん 1
559-06 この屋敷薪ストーブのおもてなし クリトン 1 未貴
559-07 やんちゃくれ着付けた端の縫始 -
559-08 喫茶店香り漂ふ二日かな クリトン 2 こひつじ・越冬こあら
559-09 最前列空きたるを待ち初詣 こひつじ 2 クリトン・泥亀
559-10 あらたまの年やつながる糸電話 亜紀 2 泥亀・未貴
559-11 寒風の村の蕎麦屋の美味きこと 4 中ちゃん・亜紀・こひつじ・越冬こあら
559-12 京椀の雑煮に宿る系譜かな 泥亀 4 中ちゃん・太津治・こひつじ・越冬こあら
559-13 摩天楼より冬鳥がまさかさま 中ちゃん 1
559-14 年玉を押し付ける如くに母は 越冬こあら 2 太津治・泥亀
559-15 初風呂のピアス流れし排水溝 こひつじ 1 中ちゃん
559-16 手ほどきの譜を忍ばせて初稽古 太津治 2 中ちゃん・未貴
559-17 携帯を探し回りて去年今年 こひつじ 3 流・クリトン・越冬こあら
559-18 寒月や空耳に相槌を打つ 越冬こあら 4 流・太津治・未貴・亜紀
559-19 年惜しむベイマックスに癒されて -
559-20 まろき友まろき親戚年始状 -
559-21 初鳩の湧く神宮の影法師 泥亀 2 太津治・亜紀
559-22 みな撮影する初富士や新幹線 -
559-23 初風呂に五感じんわり浸りけり 未貴 3 太津治・クリトン・こひつじ
559-24 冬空にチェーン規制の光る文字 1 クリトン
559-25 林立のマンション街や初景色 -
559-26 初夢は象形文字で書き残す 未貴 2 流・越冬こあら
559-27 極月や潮の香りに似し疲労 泥亀 4 中ちゃん・未貴・亜紀・こひつじ
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