第 560 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成27年1月18日
兼題:「飾」、「寒椿」、「槌」 ※「槌」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
560-01 松飾り老舗ホテルの心意気 泥亀 1 未貴
560-02 ショパン弾く窓を過ぎたり寒椿 1 泥亀
560-03 町の名は変はれど今朝の大飾 太津治 3 中ちゃん・亜紀・越冬こあら
560-04 お飾りを下げれば月も半ばなり -
560-05 ボランティア金槌使い何作る -
560-06 三日はや槌音ひびく貯木場 中ちゃん 4 流・太津治・未貴・越冬こあら
560-07 全霊の温もり空へ寒椿 泥亀 1 こひつじ
560-08 七日はや金槌なんぞ持ち出して 未貴 1 亜紀
560-09 飾海老見据ゑる海は住処たり 未貴 1 クリトン
560-10 槌音に棟梁の声北風(きた)に乗り 1 クリトン
560-11 少女らの声はソプラノ寒椿 亜紀 3 中ちゃん・クリトン・泥亀
560-12 我に句あり春着でこの身飾らねど -
560-13 復興の槌音響き春を待つ 泥亀 3 太津治・こひつじ・越冬こあら
560-14 押し殺す般若の面寒梅 -
560-15 パソコンの前にみかんを飾とす 中ちゃん 4 こひつじ・泥亀・未貴・亜紀
560-16 寒椿語り継がれる男達 -
560-17 物の怪が打出の小槌振る寒夜 越冬こあら 4 流・太津治・泥亀・亜紀
560-18 お飾りを焼く煙のぼる日本晴れ -
560-19 北向きの垣の根元の寒椿 -
560-20 朗らかにシャッター街の松飾 -
560-21 ご機嫌の宜しき空や飾焚く 亜紀 3 中ちゃん・クリトン・越冬こあら
560-22 本会議開く木槌の音冴ゆる こひつじ 1 太津治
560-23 試験終えほっと一息寒椿 クリトン 2 流・泥亀
560-24 輪飾や世代交代否続投 越冬こあら 2 未貴・亜紀
560-25 生けるもの天に戻りし寒椿 -
560-26 乾きたる木槌の音や日脚伸ぶ 亜紀 5 流・中ちゃん・太津治・こひつじ・未貴
560-27 降り立ちて見知らぬ土地の寒椿 未貴 5 流・中ちゃん・クリトン・こひつじ・越冬こあら
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