第 568 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成27年5月12日
兼題:「祭」、「桐の花」、「上」 ※「上」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
568-01 桐の花順路を守る国民性 越冬こあら 1 こひつじ
568-02 折り紙の箸置き宿や桐の花 こひつじ 3 香苗・クリトン・泥亀
568-03 口抜けて風よ上下に鯉のぼり -
568-04 補助輪を外し転べる桐の花 ヤチ代 1 太津治
568-05 いじめっ子いじめられっ子祭笛 泥亀 2 クリトン・越冬こあら
568-06 筆運び上手に出来て風薫る 亜紀 3 太津治・香苗・未貴
568-07 桐の花の咲いて寂しや信長公 -
568-08 石段を上り終へたる桐の花 亜紀 1 ヤチ代
568-09 上座より順に配るる柏餅 ヤチ代 4 流・香苗・クリトン・こひつじ
568-10 祭笛きつちり量る三杯酢 未貴 6 流・ヤチ代・こひつじ・亜紀・泥亀・越冬こあら
568-11 肩と肩法被手拭い夏祭 越冬こあら 3 中ちゃん・クリトン・未貴
568-12 黄泉路まで案内(あない)の僧の上布かな -
568-13 上げ潮に芥たゆたふ薄暑かな 未貴 2 太津治・中ちゃん
568-14 一身に葵祭を背負ふ童女 -
568-15 丸薬を舌で転がす桐の花 泥亀 3 太津治・こひつじ・亜紀
568-16 学保の子帰る道筋桐の花 クリトン 2 流・越冬こあら
568-17 夏めくや家で聴く上方落語 -
568-18 気品あり葵祭のミス嬢は -
568-19 花桐の高きに偲ぶ死者生者 -
568-20 かの人の想いへ届け祭笛 1 泥亀
568-21 届かない薄きくちびる桐の花 -
568-22 花桐や威神無極(いじんむごく)の石碑あり 中ちゃん 1 ヤチ代
568-23 祭りとは命知らずの御柱 こひつじ 2 ヤチ代・中ちゃん
568-24 初夏や裾上げの間に伸びる丈 太津治 3 香苗・中ちゃん・未貴
568-25 祭半纏江戸文字のいきいきと -
568-26 頂上の寺も神社も若葉中 クリトン 2 未貴・亜紀
568-27 涙見せママに抱かるる祭髪 ヤチ代 2 太津治・泥亀
568-28 棟上げの兄を仰げば桐の花 太津治 2 流・亜紀
568-29 石垣の上の躑躅や古城跡 3 クリトン・亜紀・泥亀
568-30 見上げれば泣かぬ瞳に雲の峰 -
568-31 インド風寺院の上の夏の雲 中ちゃん 4 流・ヤチ代・未貴・越冬こあら
568-32 宝恵かごで今年も始まる夏祭り -
568-33 大当番勤め終わって祭り果つ 4 香苗・中ちゃん・こひつじ・越冬こあら
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