第 569 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成27年5月24日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
569-01 滝しぶきペプシコーラに咽せ返る ヤチ代 2 太津治・こひつじ
569-02 釈迦如来若葉の下を抜きて立つ クリトン 2 中ちゃん・泥亀
569-03 夏めくやケータイ走る白き指 越冬こあら 1 こひつじ
569-04 立ちどまる五月の窓の賛美歌に 香苗 3 越冬こあら・泥亀・クリトン
569-05 白服を出かける前に汚しけり こひつじ 2 ヤチ代・香苗
569-06 軍艦と卯波交はる佐世保港 -
569-07 早苗束の滴に映る朝の雲 -
569-08 羊羹は虎屋と決めて柿若葉 ヤチ代 2 越冬こあら・こひつじ
569-09 鯖船のぱんと張りたる舫(もや)ひ綱 中ちゃん 2 香苗・亜紀
569-10 木洩れ日をくるくる掬う日傘かな 香苗 5 流・太津治・ヤチ代・中ちゃん・こひつじ
569-11 薫風や並んで背伸びするキリン 越冬こあら 5 流・ヤチ代・香苗・中ちゃん・亜紀
569-12 暑き日や鉄筋工の手にハッカー -
569-13 安宿の手を走るもの小蟻なる -
569-14 朝の皿さわさわ笑うさくらんぼ 香苗 3 流・ヤチ代・クリトン
569-15 まくなぎや口をすすぎて手を洗ひ -
569-16 薫風に遊ぶ鴉もスケボーも -
569-17 黒板の奥に目があり更衣 -
569-18 また同じ時刻に電話冷奴 亜紀 3 太津治・越冬こあら・中ちゃん
569-19 ドレスコードみなサングラスかけてゐる 亜紀 1 ヤチ代
569-20 昼近し植田が映す曇り空 1 未貴
569-21 若き娘は少し早目の更衣 -
569-22 十薬や病室になき4の数字 こひつじ 2 クリトン・未貴
569-23 姿見のひびより蟻の紛れ込む 泥亀 1 中ちゃん
569-24 聖五月金平糖の角の艶 ヤチ代 4 太津治・越冬こあら・香苗・未貴
569-25 腕組みを解きて緑の夜の宴 亜紀 3 流・泥亀・未貴
569-26 顔ぶれの揃ひし茶房夏つばめ 未貴 3 香苗・亜紀・こひつじ
569-27 緑陰や待つ方が良し待ち合わせ -
569-28 課題曲パート譜こさへ夏兆す -
569-29 思慮深き骨格標本迎へ梅雨 太津治 3 流・泥亀・クリトン
569-30 花蜜柑せいくらべする年子哉 太津治 3 亜紀・泥亀・未貴
569-31 古き絵馬掛かってをりし堂若葉 クリトン 2 太津治・亜紀
569-32 燕二羽予備調査に来た昼下がり 2 越冬こあら・クリトン
569-33 キャンプ張り連帯感の盛り上がる -
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