第 571 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成27年6月21
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
571-01 夏シャツを粋に着こなす街の子ら -
571-02 ほろ酔ひの影と道行き梅雨の月 太津治 2 中ちゃん・ヤチ代
571-03 梅雨寒や空き家の旗の揺れてをり クリトン 1 亜紀
571-04 下着より小さきビキニの水着かな ヤチ代 2 こひつじ・泥亀
571-05 ふしだらを隠しきれぬやサングラス -
571-06 六月の棺に眠るのは私 香苗 1 泥亀
571-07 尺蠖の尺が大空わし掴み -
571-08 白南風を呑むや十九の深呼吸 太津治 2 香苗・中ちゃん
571-09 子燕やこの店閉ぢて久しかり 中ちゃん 5 太津治・香苗・こひつじ・未貴・クリトン
571-10 郭公に起され挽いて淹れ啜る -
571-11 非凡とは日ごろの努力アリの道 泥亀 1 ヤチ代
571-12 ひかえめな額紫陽花にある秘密 香苗 2 泥亀・越冬こあら
571-13 星涼し教会英語読書会 越冬こあら 2 亜紀・香苗
571-14 暮れなずむ西日を指に絡ませて -
571-15 梅雨曇掲揚台に日章旗 -
571-16 緑さす牧の斜面に山羊の群れ 未貴 1 クリトン
571-17 図書本に落書きありしハンモック こひつじ 2 亜紀・中ちゃん
571-18 毀(こぼ)たるる家の守宮の行きどころ 中ちゃん 2 流・太津治
571-19 養豚の匂ひがたまに花蜜柑 中ちゃん 2 ヤチ代・未貴
571-20 連絡船日傘にのぞく片笑窪 太津治 4 流・中ちゃん・こひつじ・クリトン
571-21 湯の街を知り尽くしたか夏燕 泥亀 4 流・太津治・亜紀・クリトン
571-22 朝食の窓に微動の青簾 1 泥亀
571-23 枇杷買つてあの人待つて日が暮れて ヤチ代 4 亜紀・香苗・こひつじ・越冬こあら
571-24 またぞろと机上雑然梅雨の空 -
571-25 バーゲンの気迫に負けし薄暑かな -
571-26 三つ目の駅で降りたる蝸牛 亜紀 2 未貴・越冬こあら
571-27 落書きか寄書きか斑の落し文 -
571-28 植田水小さき魚影の二つ三つ クリトン 2 流・未貴
571-29 バス行きてただ梅雨空の街残り 5 太津治・香苗・中ちゃん・こひつじ・越冬こあら
571-30 業務用出入り口よりなめくぢり 亜紀 4 流・ヤチ代・未貴・越冬こあら
571-31 せっかくの庭の四葩の真白なり -
571-32 夢の続き現に混じる夏至の朝 1 太津治
571-33 水はじく脚の健やかあめんぼう 未貴 3 ヤチ代・泥亀・クリトン
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