第 572 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成27年7月5日
兼題:「月見草」、「アイスコーヒー」、「店」 ※「店」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
572-01 店番の丸くなりたる昼寝かな ヤチ代 2 香苗・越冬こあら
572-02 じやんけんで夜店に貰ふりんご飴 -
572-03 指をもてアイスコーヒーの露を拭く 1 中ちゃん
572-04 呑兵衛の酔歩のもとの月見草 中ちゃん 1 ヤチ代
572-05 月見草一振り下げて峠越え -
572-06 店番で読む三国志蛙鳴く 3 太津治・鶴子・こひつじ
572-07 夏服や巣鴨支店も本店も こひつじ 1 越冬こあら
572-08 子を抱いて月見草かと問いかける -
572-09 フル−トの音の優しくて月見草 鶴子 3 亜紀・未貴・泥亀
572-10 判じ絵の屋号掛りし扇店 太津治 5 流・中ちゃん・クリトン・未貴・ヤチ代
572-11 夜店の灯ひとりになつて帰りけり 亜紀 3 中ちゃん・未貴・こひつじ
572-12 月見草黄昏泣きの児を背負ひ こひつじ 1 越冬こあら
572-13 月見草昭和の家の残されて 亜紀 3 中ちゃん・香苗・鶴子
572-14 約束の空き地で待てば月見草 2 香苗・越冬こあら
572-15 月見草ひつそり夜気の透きにけり 未貴 2 太津治・泥亀
572-16 百円のアイスコーヒー競合ぞ -
572-17 出まかせの約束愛し月見草 太津治 1 亜紀
572-18 アイスカフェこちらの駅も様変わり -
572-19 半夏雨店頭派手な靴ばかり 越冬こあら 4 太津治・香苗・鶴子・こひつじ
572-20 病む夫とアイスコ−ヒ−車椅子 鶴子 2 流・クリトン
572-21 レイコーで判ってくれる喫茶店 -
572-22 アイスコーヒー丘より街を一望す 未貴 5 中ちゃん・太津治・香苗・亜紀・ヤチ代
572-23 店先にサマ−ドレスのマネキン立つ 鶴子 2 流・泥亀
572-24 酔少しまはるアイスコーヒかな -
572-25 寺町をそぞろ歩きぬ夜店の灯 泥亀 2 亜紀・こひつじ
572-26 店頭に冷やし中華の知らせ出づ -
572-27 七月の真白き時を刻む店 -
572-28 アイス珈琲「レイコー」てふ死語ありて -
572-29 新築やアイスコーヒー出しくれし 中ちゃん 1 未貴
572-30 アイスコーヒー商談と雨音と 亜紀 2 鶴子・ヤチ代
572-31 二人してアイスコーヒーひとつとり -
572-32 アイスコーヒーみるくくるくる落ちてゆく 香苗 2 流・鶴子
572-33 月見草サーカス小屋は眠り入る 香苗 5 流・太津治・亜紀・未貴・泥亀
572-34 水郷を巡る小舟や月見草 泥亀 3 クリトン・こひつじ・ヤチ代
572-35 また言へずアイスコーヒー水になる 太津治 2 クリトン・越冬こあら
572-36 地味なれど努力の人ぞ月見草 ヤチ代 2 クリトン・泥亀
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