第 574 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成27年8月2日
兼題:「星月夜」、「法師蝉」、「無人」 ※「無人」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
574-01 星月夜格子の町を旅館まで 越冬こあら 5 香苗・太津治・亜紀・未貴・クリトン
574-02 チェロを抱き電車を降りる星月夜 香苗 2 越冬こあら・亜紀
574-03 琴の音や橋の向かふは星月夜 鶴子 2 香苗・泥亀
574-04 無人機の禁止の札や夏祭り -
574-05 不時着の無人探査機秋暑し -
574-06 かなかなや無人の店の籠に鳴く クリトン 1 太津治
574-07 句読点使はぬ俳句法師蝉 こひつじ 1 越冬こあら
574-08 われもまた宇宙の塵よ法師蝉 香苗 3 太津治・こひつじ・未貴
574-09 法師蝉通訳という接客業 越冬こあら 1 亜紀
574-10 星月夜冥王星もその中に -
574-11 竹を伐る傍若無人の根に触れず -
574-12 星月夜無人探査機幾光年 太津治 1 中ちゃん
574-13 ウインクの合図通ずる星月夜 -
574-14 蔵壁の翳りてきたる法師蝉 -
574-15 星月夜のみが救ひや無人島 太津治 1 香苗
574-16 旧道の無人端末法師蝉 -
574-17 星月夜誰か呼びたくなる五体 泥亀 5 太津治・中ちゃん・越冬こあら・亜紀・クリトン
574-18 百日紅こぼれ継ぐ無人の館 泥亀 2 鶴子・こひつじ
574-19 法師蝉急ごしらへの感想文 亜紀 4 流・中ちゃん・こひつじ・越冬こあら
574-20 昼の熱屋根にとどめて星月夜 中ちゃん 2 流・ヤチ代
574-21 法師蝉鳴いて宿題放り投ぐ ヤチ代 1 鶴子
574-22 山影や盆地の里の星月夜 2 未貴・泥亀
574-23 八月や岬より見る無人島 -
574-24 黒猫の背筋伸びてるつくつくし 鶴子 3 ヤチ代・泥亀・クリトン
574-25 法師蝉飛ぶたび風に攫はるる -
574-26 離せない目薬一滴星月夜 未貴 2 鶴子・泥亀
574-27 秋うらら無人のカフェで笑うロボ 香苗 1 ヤチ代
574-28 撫子も並べて無人販売所 越冬こあら 3 流・未貴・クリトン
574-29 新涼の無人店にはコイン箱 -
574-30 法師蝉聴き漱石の「こころ」閉づ 中ちゃん 3 鶴子・こひつじ・亜紀
574-31 撤収の荷積みをすれば法師ゼミ 1 香苗
574-32 百磴を登る神社の法師蝉 クリトン 4 流・香苗・中ちゃん・未貴
574-33 驟雨(しゅうう)なり海水浴の浜無人 中ちゃん 1 鶴子
574-34 秋風の岬の灯台無人なり -
574-35 ふたりとも謝り下手で星月夜 こひつじ 3 太津治・ヤチ代・クリトン
574-36 校庭の見ゆる物干し星月夜 亜紀 6 流・中ちゃん・ヤチ代・こひつじ・越冬こあら・泥亀
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